ジャグリングショップ ナランハ メールマガジン Vol. 107 (2010年8月5日 発行)

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        ナランハ メールマガジン Vol.107 (2010.8.5発行 Juggling&Balloon)

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【1.世界ジャグリング紀行】EJC2010 in フィンランド
【2.この商品に注目!】エア ロケット  ~ 風船を発射! ~
【3.ナランハ イベントレビュー】NPF2010(ナランハ・ペン回し・フェスティバル)
【4.国内イベント情報】ジャグリング、ファイアー、フットバッグ
【5.ナランハ スクール情報】バルーンおやじ&Rioのツイストバルーン教室
【5.ナランハ インフォメーション】新商品その他
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1.世界ジャグリング紀行 by S
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■■■ EJC2010 in フィンランド ■■■
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 モイ!(やあ)皆さん!! おっといきなりフィンランド語で失礼しました。
なんせ8月3日に帰国したばかりなもので・・・そう!今年も行ってまいりま
した世界ジャグリング紀行、ヨーロピアン・ジャグリング・コンベンション
(EJC2010) in フィンランド!!毎年夏恒例の出張レポート。何はともあれ、
早速ご覧ください!(人名等、一部敬称略)

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★★★ ヨーロピアン・ジャグリング・コンベンション(EJC2010) ★★★
日程:2009年7月24日~8月1日 場所:フィンランド、ヨーエンスー
HP:(外部サイト)

 7月26日。2日前のナランハ・ペン回し・フェスティバル@大阪の余韻に浸
る間もなく、徹夜で準備し朝7時に出発し空港へ。土曜の丑の日ということで
大好物の鰻を食らいます。これでもう日本に思い残すことはなし。いざ離陸!
約10時間で日本から最も近いヨーロッパ、森と湖とサウナとムーミンとキシリ
トールの国、フィンランドの首都ヘルシンキに到着。時差はマイナス6時間。
現在フィンランドは15時。EJC会場のヨーエンスーまでは飛行機でさらに1時間。
ゲストを迎えに来ていた現地スタッフの車に便乗し、ヨーエンスー中心地へ。
ホテルにチェックインしたのが21時。こんな時間なのに外はまだ全然明るいの
で会場へ。徒歩15分で到着。会場は巨大で近代的なアリーナ。夜遅くにもかか
わらず中ではジャグラー達がもりもり練習中。外にはビッグテントとスモール
テントが一張りずつで、あとはキャンプサイト。規模は例年に比べかなり小さめ。
参加者数もここ10年くらいは平均約3,000人ですが、今年は1,500人ほど。ヨー
ロッパの外れだと参加者数は減ります。今夜はおとなしくホテルに戻って就寝。

 7月27日。7時に起きてホテルで朝食。同じホテルには他に日本人が3人宿
泊中。今年は日本人が多く15人くらい。日記を書いたりなんだりで昼過ぎにホ
テル出発。天気は快晴。気温は恐らく30度ちょい。やや蒸し暑いけれど日本に
比べればかわいいもんです。それにしてもヨーエンスー、何もありません。そ
して人もいません。会場到着。EJCは今日が4日目。今日から3日連続で行われ
るボール・ジャグリングのワークショップに参加。講師はカリスマ・ジャグラ
ー、ステファン・シング(ドイツ)。1ボールで体の動きを中心に教えます。
終わる頃には全身汗だく。私はほぼ毎年参加してますが、何度参加しても楽し
め、カスケードができなくても、超上級者でも参加できる素晴らしい内容。そ
んな彼が、なんと日本に初来日!9月に山口県で行われるジャパン・ジャグリ
ング・フェスティバル(JJF)のゲストとして招待されることになりました!!
本人も来日が待ち遠しいようです。汗も乾かぬうちに、EJCで最も重要な仕事、
出店ブースチェック開始。取引のあるメーカーと年に一度顔を合わせてお話を
し、新しいメーカーがあればご挨拶。面白い商品がないか吟味します。今年は
出店ブース数や規模も控えめですが、いい商品がいくつかあり即採用。17時か
らはゲストによるショー、20時からは誰でも出演可能なオープンステージがほ
ぼ毎日行われます。今日のベストアクトはオープンステージのステファン・シ
ング。自由過ぎる動きでボールと体の一体感が素晴らしい。しかし今日一番の
クライマックスは、デビルスティックの女性の演技を隣で実況していた男性が、
演技終了後に舞台に上がり、指輪を片手に女性にプロポーズ!テレビでこうい
うシーン見たことありますが、生は初めて。当然、観客総立ちで祝福。

 7月28日。今日も会場でステファンのワークショップに参加し、残りの出店
ブースをチェック。15時からはコミカル・フレア・パフォーマンスチーム
「SHAKE THAT」(ベルギー)のショーを見に、アリーナ裏の特設ステージへ。
3年前にギリシャで一度見ましたが、過去5回のEJCで最も笑ったショー。5人
の息がピッタリと合い、5人5様の魅力的なキャラクター設定、細部まで作り
こまれた様々な仕掛けや動き、そして高いジャグリングとフレアの技術、全て
が絶妙なバランスで絡みあい、カウンターの中で、外で、上で、そして客席で
と、ところ狭しと暴れまくります。1時間みんな笑いっぱなし。当然スタンディ
ングオベーション。静岡大道芸ワールドカップにビデオを送ったそうですがダ
メだったようです。確か3年前も同じこと言ってたような。オープンステージ
には日本人が4名も登場。いずれ劣らぬ演技を見せてくれました。ベストアク
トはKOMEI(コウメイ)フロムジャパン!ダンスとジャグリングを組み合わせた
KOMEIオリジナルの「ダグリング」。ボールでコンタクトからトスへ。もはやダ
ンスライブ。観客総立ち。彼は最終日のガラショーにも出演します。楽しみ!

 7月29日。今日は早朝からコリ国立公園へ。電話で予約したタクシーに乗っ
て約1時間。美しい森と、広大な湖、そして島々が目の前に。人もおらず、聞
こえるのは風と木々の揺れる音のみ。地面に大の字になり、しばし時を忘れま
す。しかし、帰りのタクシーが待てど暮らせど来ません。電話しても「英語ワ
カリマセーン」と切られます。昨日は、英語が話せる人にすぐ代わってくれた
のに。ビジターセンターに相談したら、代わりに電話してくれました。どうや
ら帰りは明日だと思っていたようです。あれだけ念を押したのに・・・結局、
普通のタクシーを呼んでくれ、しかも同じ料金で乗せてくれました。センター
の方に深謝。大急ぎで会場に向かい、ステファンのラストワークショップ。2
人ペアで1ボール。アグレッシブな白人男性とくんずほぐれつ。汗まみれ&2
人とも上裸でヌルヌル。日本でもこのワークショップやるかも。私と組む方は
ヌルヌル覚悟してください。ちなみに本日はヨーエンスーで最高気温37.2度を
記録。フィンランドの観測記録を70年振りに更新した模様。そりゃヌルヌルす
るわけです。今日のオープンステージはハイレベル。日本人も3組登場し、い
ずれも素晴らしい演技でしたが、ベストアクトはケルビン(ドイツ)。クリスタ
ルボールでの超絶コンタクト。両肘に置いた2個のボールを同時に投げ上げて
交差させ、再び両肘で同時にストール!夜は光る道具での美しいショー、燃え
盛る炎を振り回すファイアーショー、そしてジャグリングをしながら相手のク
ラブを叩き落すコンバットの大会。深夜4時で限界。シャワーも浴びず就寝。

 7月30日。ジャグリングゲーム@野外ステージ。上部には布の屋根があり、
客席は約5,000席。ステージ裏には草原と森と青い空。素晴らしい舞台です。
様々なゲームが行われますが、ベストゲームはあごにクラブを立てて、どれだ
け倒さずに続けられるかを競うチンバランス耐久。普通にやっても終わらない
ので、後半は司会の指示で1枚ずつ服を脱いでいき、唯一全裸になった男性が
優勝。最後のパンツも躊躇なく脱ぎ、大喝采&大爆笑。鍛え上げられたボディ
と、美しく引き締まった白いお尻がセクシー過ぎ。オープンステージ、ベスト
アクトはケンタロウ(日本)。爽やかな笑顔とリズミカルな演技、機械のように
正確な動きでボールをピタリと足に乗せまくり。フィニッシュもバッチリ決め、
今日一番のスタンディングオベーション。そして23時からは野外ステージでファ
イアー・ガラショー。輝く月の下、妖しくデコ&ライトアップされ、雰囲気抜群。
客席には一般人も無料で入れるため超満員。ベストアクトはYUTA&トマス(日本
&スウェーデン)。日本を代表するポイ・アーティストYUTA、ジャパン・ファイ
アー・フェスティバル(JFF)2008年優勝のトマスの最強ユニットによる、ファイ
アー・ポイの競演。ダンサブルで楽しい演技は、見ているだけで自然に体が動き
だします。ピタリとシンクロした振りも気持ちいいことこの上ナシ。

 7月31日。EJC最終日。快晴。温度は低め。フィンランドらしい爽やかな朝。
いよいよ最後にして最大のイベント、世界中から招待されたジャグラー達によ
るガラショーが始まります。オープンステージとは違い、参加者だけではなく、
一般市民が有料で観られるショーなので、並ばないと良い席では観れないので
すが、ガラショー出演者の日本代表テンペイくんのコネをフルに活かし、最前
列ど真ん中のプレス席ゲット。テンペイくんに感謝。司会はピーポットDVDシリ
ーズでおなじみマクシム・コマロ(フィンランド)。そして開演!さすがに1組
目からレベルが違います。3組目に我らがテンペイくん登場。数々の海外イベ
ントに招待され、ヨーロッパで最も有名な日本人といっても過言ではありませ
ん。あらゆる道具に精通していますが、今夜はディアボロ。曲にピッタリと合っ
た、キレ味鋭く分かりやすい演技で、お客さんへのアピールも爽やかで気持ち
がよく、大きなミスも無く大喝采。4組目にはカンフージャグリングの名コンビ、
ゲット・ザ・シュー(ドイツ)のヨハンが新しい相方と組んでデビュー。クール
なダンスと超絶テクニックが見事に融合したクラブ。2人の動きもバッチリと
合っていて、カッコ良過ぎ。そして12組目には満を持してKOMEI登場。名前がコ
ールされただけで大歓声。ボール&リングでのダグリング。会場の歓声&どよ
めきは止まらず。ベストアクトは9組目のステファン&クリスティアーナ(ドイ
ツ&イタリア)。ボールと戯れ、踊ります。ステファンの神懸りした技術としな
やかな身のこなし、プロダンサーのクリスティアーナの美し過ぎるダンス。そ
してお互いを信頼し結ばれた2人だからこそ成し得る一体感。実際に夫婦の2人、
他人同士では決してできない全てが調和した素晴らしい演技。このあふれる愛
は全ての人を感動させるでしょう。鳴り止まない拍手と喝采。思い出しては鳥
肌が立ち、涙が。今年のJJFではステファンだけの招待のようですが、2人での
演技をぜひ生で見てほしいです。ガラショーも終わり、バーには人があふれ、
外では最後のファイアー。全員の演技が終わっても、音は鳴り止まず。別れを
惜しむように、みな踊り明かします。深夜4時、空が赤く染まり、夜明けとと
もに音は鳴り止みます。寂しそうに、でも笑顔で再会を誓い、自然と抱き締め
あいます。EJC最終日も無事終了。キートス(ありがとう)EJC!!
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 今年のEJCは初のインターネット生中継をしており、その動画が全てご覧いた
だけます。今見たら私も少々映ってました。下記のリンクよりぜひご覧ください。
しかしこの感動は生で見て、肌で感じなければ決して味わうことはできません。
来年はドイツ南部のミュンヘン。ドイツはヨーロッパの中心。EJC2008@ドイツ、
カールスルーエには6,500人のジャグラーが集いました。来年は恐らく過去最大
のEJCになることでしょう。皆さんとドイツで「プローストゥ!(乾杯!)」する
のが楽しみです。それではまた来年EJCでお会いしましょう!!

=== 関連情報 ==================
EJC Live! Show Archive(全部で50個の動画をご覧いただけます。)
(外部サイト)
EJC2011@ミュンヘン (外部サイト)
JJF2010 in 山口 (外部サイト)
JFF公式HP (外部サイト)
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2.この商品に注目! by M
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■■■ エア ロケット  ~ 風船を発射! ~ ■■■
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 毎日うだるような日差しの中で、参っているのは人間だけではありません。
家の植物にうっかり水をやり忘れようものなら帰宅時には、へにゃ~ととても
かわいそうな状態になっていててあわてて水をやる日々・・・。何とか手を抜
きたいがでも植物は枯らさないように、とっておきの手を打ちました!

 自動灌水タイマーという自動的に設定した回数・時間に水がぽたぽた滴り落
ちて植物達に水をやってくれるシステムを導入!これで水遣りの義務から解き
放たれ、草花を愛でる時間をつくれるはず。こんな便利で夢のようなこと、ど
うしてもっと早く思いつかなかったのでしょう?

 思いつくってとても重要です。現在必死で作業しているバルーンの新カタロ
グに向けて、いろいろと新商品を取り入れて登録しているのですが、今までの
バルーンのように飾ったり、ひねったりするのではないバルーンがでてきて、
悩みました。

 ナランハではお客様が目的のバルーンを探しやすいようにバルーンをいろい
ろなカテゴリーに分けて登録・表示をしています。例えば「テーマ→ウエディ
ング」とか、「シーズン→クリスマス」のように大きなカテゴリーをまず選択
し、その下の小カテゴリーでさらに範囲を限定していきます。

 でも新商品たちはそのカテゴリーにうまく当てはまりません。そこで、テー
マの下に「応援・玩具」というカテゴリーを新設することにしました。

 今ではよく見る、スポーツの応援席で長いフィルム風船を2つバンバン叩い
て音を鳴らす「応援スティック」や、ぬいぐるみ感覚で置いてもかわいい、手
に握ることもできる癒し系「カラフルくまさん」など、空気でふくらませるバ
ルーンですが、逆止弁のうれしい機能がついているバルーンなどなど。ホーム
ページではこのヘリウムガスを入れても浮かないけれど逆止弁がついている高
機能のフィルムバルーンにまだプログラムが対応し切れていなく、シーラーが
必要の文字が表示されてしまいますが、申し訳ありません。

 その中でも今回注目したのが、「エア ロケット」というバルーン。ふくらま
せて投げて遊ぶって、ありそうでなかったアイデア商品です。1枚ずつパッケー
ジされていて、ストローが1本付属しています。そのストローで簡単にふくら
ませて即遊べるので、移動はバッグにぺたんこの状態で入れておいて、投げて
遊べる広い場所に着いたら取り出してストローでふくらませて、遊ぶ。なんて
身軽で省スペースなんでしょう!

 ふくらませてみると長さ85cm強のフィルムバルーンに紙の尾翼が4枚ついて
います。

 さっそく小学生の子供とその友達と一緒に近所の大きな公園で遊んでみまし
た。まずは誰が一番遠くまで飛ぶか順番に投げて競争することに。小学校3年
生ですが、なかなか飛ばすときの角度が難しく、上を向きすぎて失速しお尻か
ら落ちてきてしまうパターンも多かったですが、うまく角度がつくとまさに風
に乗ってすべるようにヒューンと10数メートル飛びました。

 でも彼女達が一番盛り上がったのは、バルーンを縦に向けてまっすぐ上に投
げ上げてそれを誰がキャッチするか、という自分達で考えたゲームでした。中
に空気が入っているバルーンはほとんど重さを感じないくらい軽く、少しの風
でも影響を受けるために、そのまま真下に落ちずに思いも寄らない方向に落ち
てきます。それを汗だくになってきゃーきゃーいいながらしばらく遊んでいま
した。

 帰りはまたストローを逆止弁の部分に差し込んでバルーンを押してやれば空
気が抜けてバッグにたたんで入れることができ、逆止弁のところが壊れてしまっ
たりバルーンが破れてしまうまで、また何度でもふくらませて遊べます。

 色はレッド、ブルー、シルバー、ゴールドの4色からお選びいただけ、1枚
単位でも販売していますので、是非この夏お出かけのお供にいかがでしょうか?

 バルーン自体は万が一、人や物にぶつかってしまっても痛くないのもメリット
ですが、追いかけて道路に飛び出したり、他のお宅に入ってしまったりしないよ
う、周りには十分気をつけて遊んでくださいね。

=== 関連情報 ==================
エア ロケット 252円/枚
レッド  https://www.naranja.co.jp/balloon/web-pages/3248
ブルー  https://www.naranja.co.jp/balloon/web-pages/3247
シルバー https://www.naranja.co.jp/balloon/web-pages/3249
ゴールド https://www.naranja.co.jp/balloon/web-pages/3250
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3.ナランハ イベントレビュー by N
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■■■ NPF2010(ナランハ・ペン回し・フェスティバル) -戦い終えて- ■■■
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 今年も始まりました「ポケモンスタンプラリー」。関東近郊の全95駅をめぐ
る大イベント。北は熊谷から南は大船までの大移動。数日ぶっつぶしてやっと
完成します。苦行にも見える大イベントですが、私も鉄道好きで、何気に3年
連続で全駅制覇。結構楽しんでます。

 親子で電車に乗る時こそ、マナーのお勉強。お年寄りに席を譲るのは基本中
の基本、寝ている子供も起こして席を譲らせます。少々意気込みの過ぎた親に
子供は迷惑顔ですが、優先席に堂々と座る大人には絶対になって欲しくないと
心から願っています。

 駅で電車を待っている間、子供は「ドリトル先生」を読んでます。自分も子
供の頃読みふけった名小説を読んでくれて嬉しい気分。そのかたわらで私はペ
ンを回してました。最近は夏休みでお店にも多数ペン・スピナーの方がご来店
されますが、そのたびに輪に加わって技を教えてもらいました。今もスキあら
ば回してます。もう36才ですが若者に混じって満喫してます。駅の待ち時間に
もペン回しはピッタリ。しかし子供は読書で親はペンをボトボト落としながら
座って待つ風景に、しつけに意気込む親のオーラなし。むしろ子供に白い目で
見られているような気がしないでもありません。

 だいたいは逆のパターン、つまり子供がペンを回して親は無関心というのが
ほとんどでしょう。いかんせんペン回しは受験勉強には役立ちそうもないため、
周りの理解を得られない人も多いようです。私なんかから見れば、ペン回しに
せよ何にせよ、好奇心を爆発させて一生懸命取り組むというのは人間としてす
ばらしいと思うのですが。今回、ペン回しの大会を開き、本当に酸欠になるぐ
らいのご来場者と熱気を頂き、私も興奮しました。メルマガ読者に、ペン回し
の世界を、そしてペンを回す若者の姿を少しでも知ってもらおうと、ナランハ
のペン回しの大会にて優勝した大学1年生Mart(マート)さんに直撃インタビ
ューを敢行しました。快くご対応頂いたMartさん、ありがとうございます。そ
れでは早速ご覧ください。

N(以下中):お休みの日の朝からすいません。

Martさん(以下M):よろしくお願いします。

中:ペン回し歴はどれぐらいですか?

M:中学校3年の秋ごろに初めて、今大学1年生ですから、約3年半です。

中:どうやってペン回しを知ったのですか?

M:確か、目覚ましテレビか何かで、すごいペン回しの技を見たんです。後か
らわかったんですが「ヒデアキ」さんという超有名人が、ハーモニックという
技をやっていたんですが。それに感動して、パソコンで検索していろいろ調べ
て、かっこいいなぁと思ってはまりました。

中:当時一緒にやる友達って居なかったんですか?

M:何人かいたんですが、やっぱりペン回しって最初が難しくて、皆脱落しち
ゃいました。その後は、主に一人で独走状態でしたね(笑)。

中:ちなみにハンドルネーム(Mart)の由来は何ですか?

M:中学校の国語の教科書にマートっていうキャラクターがいて、それに似て
るって先輩からつけられたあだ名です。ペン回しを本格的にやると、ハンドル
ネームが要るんですが、まあこれでいいかと。

中:練習ってどれぐらいしてるんですか?

M:最盛期は、1日の半分以上はパソコンとにらめっこしてました。当時最も
頼りにしていたのが「ペン回し資料室」というサイトで、ここに紹介されてい
る動画を何回も見て、一生懸命練習していました。

中:そんなに回して何か言われませんでしたか?

M:そうですね、両親の理解は中々難しかったですね。インフィニティができ
た時も喜んで見せたんですが、それってペン回しなの?バトンじゃない?みた
いな感じで(笑)。

中:尊敬するプレーヤーは誰ですか?

М:DONMARO(ドンマロ)さんです。あまりメジャーな方ではないかも知れま
せん。ドラマー(という技)ができるのにソニック(という技)ができなくて
苦しんでいるときに、DONMAROさんの参加しているブログにアドバイスを求め
たところ、動画とか解説とかをものすごく丁寧に送ってくれたんです。それで、
最初の壁を乗り越えることができて・・・あのアドバイスがなければ、僕も、
他のやめていった友達のように、ペン回しを途中で脱落していたと思います。

М:あとは、プレースタイルで言うと、bonkura(ボンクラ)さんですね。当時
から僕は「うねうね」というか「グニャグニャ」というか、そういうスタイルに
あこがれていて、それは今でも変わらないんですが、そのスタイルの先駆者とし
てのbonkuraさんを尊敬しています。

中:僕もペン回しを始めて、大きな壁が立ちはだかっているんですが・・・

М:誰でもそうです。ペン回しって、最初は基本技を1つ1つ覚えていくしか
ないんですが、これに結構時間がかかります。また、基本技が完璧にできない
うちに、技と技とをつなごうとしても難しい。とにかく、1年は耐えて練習し
てください。

中:若者で1年ということは・・・おっさんには長いですね・・・

М:でも、技がつながるようになれば、ペン回しの楽しさと奥深さを堪能でき
ると思います。

中:将来はどんな仕事につきたいですか?

М:まだ何も考えていませんが、たとえばペン回し、むしろペン関係に少しでも
関わる仕事ができればうれしいと思っています。

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 途中、ソニックひねり(という技)に苦しんでいるという私の一言に、イン
タビューそっちのけでいろいろアドバイスをしてくれたMartさん。本当に、や
さしさあふれるナイスガイでした。この前の大会もそう思ったんですが、ホン
トみんな良い人ばかり。ペンをぎこちなく回すおじさんを受け入れてくれてい
ます。そうだ、ペン回しを始めるにはハンドルネームが必要なんだっけ。誰か
から、自分の名前の一部を利用すればと言われたので、今決めます。

 N(本名)改め、 ペンイチロウ

来年、東京でお会いしましょう!

=== 関連情報 ==================
NPF2010 https://www.naranja.co.jp/juggling/event/npf
ペン回し資料室 (外部サイト)
日本ペン回し協会 (外部サイト)
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4.国内イベント情報 by S 
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★ジャパン・ジャグリング・フェスティバル 2010
 日本一のジャグラーを決める、年に一度のジャグリング大会。
 ワークショップやゲームなども盛りだくさん!
 日程:2010年9月18日(土)~20日(月)
 場所:維新百年記念公園アリーナ、山口市民会館(山口県山口市)
 料金:詳細は下記ページをご参照ください。
 HP:(外部サイト)

★炎ファイアーフェティバル 2010
 日本、そして世界中からファイアー好きが集まる、
 ファイアーパフォーマンスのお祭り。炎と遊び、語り、踊りましょう!
 日程:2010年9月18日(土)~20日(月)
 場所:玉川キャンプ村(山梨県北都留郡)
 料金:前売り5,500円 当日7,000円
 HP:(外部サイト)

★ジャパン・フットバッグ・チャンピオンシップ 2010
 究極の足技を競うフットバッグ。
 真のフットバガー日本一を決める、年に一度の全国大会です。
 日程:2010年9月18日(土)~19日(日)
 場所:北葛西コミュニティ会館・ホール(東京都江戸川区)
 料金:無料(競技出場者は有料です。)
 HP:(外部サイト)


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5.ナランハ スクール情報
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【バルーンおやじ&Rioのツイストバルーン教室】講師 バルーンおやじ&Rio

 ひねるバルーンの世界を切り開く、バルーンおやじ&Rioさんの名コンビによ
る、バルーン教室が開講しました。楽しくて味わい深い教室の様子は、公式ブ
ログに詳しく紹介されています。本講座は、期間限定ではありません。毎月開
催しており、いつからでもご参加いただけます。バルーンもすべてご用意して
おります。ぜひお越しください。 

日時:毎月第1、2、3木曜日18:30-20:00 (祝日は振替)
場所:APAホテル東京板橋「瑠璃」
料金:3回チケット:6,300円(個別料金/年齢割引有) 
詳細:https://www.naranja.co.jp/balloon/school/baorio
ブログ:(外部サイト)


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6.ナランハ インフォメーション
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◎◎商品情報(ジャグリング)◎◎
■ジャグリングカップ グラビティ 販売開始
https://www.naranja.co.jp/juggling/web-pages/697 
■フットバッグ専用シューズニュークリアス 販売開始
https://www.naranja.co.jp/juggling/web-pages/566 

◎◎新商品情報(バルーン)◎◎
■楽しく作ろう!バルーン工作 販売終了
 

◆◆◆◆ ナランハ スタッフブログをはじめました! ◆◆◆◆
スタッフによるブログを開始しました。営業日は必ず毎日更新しています。
様々な情報からナランハの日常の様子までお届けしてまいりますので、
ぜひこまめにチェックをよろしくお願いします。
/juggling/blogs

◆◆◆◆ 電話番号がフリーダイヤルになりました! ◆◆◆◆
ナランハの電話がフリーダイヤルに替わりました。固定電話、携帯電話、
PHSどちらからでも通話料無料でご利用いただけます。新電話番号は以下です。
フリーダイヤル 0120-913-477

◆◆◆◆ 8月の休業日に関して ◆◆◆◆
8月の店舗休業日は7・11・12・13・14・15・21・28日となります。
ホームページ・E-mail・Fax等でのご注文は24時間受け付けておりますが、
お問い合わせへのお返事・商品の発送などは翌営業日以降となりますので、
予めご了承ください。

◆◆◆◆ カタログ 好評配布中 ◆◆◆◆
カタログ(ジャグリング版No.12/バルーン版No.10/バー・ツールVol.6)の
3冊をご希望の方に差し上げております。全国無料で配送いたします。
https://www.naranja.co.jp/juggling/catalog-order よりご請求ください。また、
ショッピングカートご利用で商品をご注文いただくと、最新カタログ同梱の
ご希望を選択できます。

◆◆◆◆ 次回発行日について ◆◆◆◆
2010年9月2日(木)に配信予定です。

-------NARANJA MAIL MAGAZINE(Juggling/Balloon)---------
発行:株式会社ナランハ(〒173-0004 東京都板橋区板橋1-53-10-1E)
執筆:N・M菜緒・S

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