バー・ツール ナランハ メールマガジン Vol. 67 (2011年4月7日 発行)
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ バー・ツール ナランハ インフォメーション メールマガジン https://www.naranja.co.jp/bar ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.67(2011.4.7 発行) ━━ ☆ MENU ☆ ○東北地方太平洋沖地震について 1.5月13日『カクテルの日』 ~ Unforgettable day ~ 2.ナランハ マンスリー キャンペーン ~ ボストンシェーカー ~ 3.新商品情報・お知らせ 4.カタログ配布 5.休業日のご案内 6.次回発行日のご案内 登録・解除はこちら https://www.naranja.co.jp/bar/news-letters ================== 東北地方太平洋沖地震について 地震によりお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りし、被災された皆様に 心よりお見舞い申し上げます。また、被災地の復旧活動に関わる皆様へ最大 限の敬意と共に御礼申し上げます。 株式会社ナランハ(以下当社)では、本社、店舗および物流センター共に強い 揺れを感じましたが、全従業員およびその家族の無事を確認しております。 物的な被害も最小限に留まっております。ご心配をいただきましたお客様お よびお取引様に御礼申し上げます。また、世界各地の取引先より、私どもに 心温まるお見舞いをいただいております。併せてご報告申し上げます。 当社では、店舗および通販の業務を通常通り行っております。なお、交通イ ンフラやエネルギー供給の障害、また配送業者の荷受状況により、通常ご指 定頂いております配送日時についてお承りできない場合がございます。また、 事情の急変により予告無く運営状況を変更する場合がございます。あらかじ めご了承ください。 2011年4月7日 株式会社ナランハ 代表取締役 N ================== ================== 1.5月13日『カクテルの日』 ~ Unforgettable day ~ by S ================== 暖かく爽やかな風に、揺れる桜。いよいよ春ですね。 春は出会いと別れの季節。 突然ですが皆さんの人生において、忘れられない大切な日はありますか? 3月30日に新宿の京王プラザホテルで行われた「5月13日『カクテルの日』 事前説明会」に、社長と二人で参加してきました。日頃は独自の方針でそれ ぞれ活動をしているバー業界の主要4団体の代表者、賛助会メンバー、関連 企業、メディアの方などが一堂に会し、カクテルの日をきっかけに色とりど りの色彩と繊細な味覚を楽しめ、コミュニケーションツールとしても活用で きるカクテルの魅力をより多くの方に広めるべく、盛り上がっていきましょ う!というわけで、弊社も微力ながらお手伝いさせていただくつもりです。 --- --- --- ところで、なぜ5月13日が『カクテルの日』なのか? 不思議に思われている方も多いかと思います。 1806年5月6日に、アメリカはニューヨーク州コロンビア郡で発行されてい た週間新聞『ザ・バランス・アンド・コロンビアン・リポジトリ』に掲載さ れたある記事の中で、「カクテル」という呼称が使われました。それを見た 読者から新聞社に「カクテルってなんのことですか?」と問い合わせがあり ました。当時はまだカクテルという言葉が一般に認知されていなかったんで すね。翌週の5月13日にその回答として「カクテルとは蒸留酒に砂糖、水、 ビターズ(苦味酒)を加えて作る刺激的な酒である」という文章が掲載され、 アメリカではこの記事を由来に5月13日が『カクテルの日』となった訳です。 ちなみにこの文章は「俗に言うビタード・スリングと呼ばれる」と続きます。 蒸留酒に甘みと酸味を加えて水や炭酸で割ったカクテルがスリングなので、 それにビターズを加えたものがビタード・スリング、ということですね。ス リングという言葉はドイツ語のSchlingen(飲み込む)が転じたものと言われ ており、イギリスからの独立戦争後間もないアメリカで、すでにドイツ語由 来の言葉が使われていたという事実に、欧米諸国の植民地だったアメリカの 歴史を垣間見たような気がします。 さて、1806年の週間新聞に記載されたカクテルの定義と、現在におけるカク テルの定義は微妙に異なります。1987年に初版が発行されたバーテンダーの バイブル『新版 バーテンダーズマニュアル』によると、「酒+サムシング= カクテル」との記載があります。より正確に言うと「酒+異なる酒もしくは 酒以外の飲料ないし副材料」というところでしょうか。つまり、ひとつの酒 をそのまま飲む「ストレート」に対し、酒と何かを混ぜて作る「ミクスト (みっくす)・ドリンク」=カクテルである、と説明されています。ただ、 現在ではノンアルコール・カクテルのように、酒に限らずミックスしたドリ ンク全般がカクテルと呼ばれています。 そもそも、この「カクテル」という言葉の語源はいったいなんなんでしょうか? これには諸説色々あり、その出所もイギリス、フランス、アメリカなど様々 ですが、世界的なバー組織である国際バーテンダー協会が採用している説を、 ここで紹介します。 昔、メキシコのユカタン半島にあるカンペチェという港町にイギリス船が入 港したときのこと。町の居酒屋で飲んでいた船員達の目に、きれいに皮を剥 いた木の枝でミックト・ドリンクを作っている少年が留まりました。 当時、酒をストレートで飲む習慣しかなかったイギリス人達は、その飲み物 に興味を引かれ「それはなんだ?」と尋ねたところ、少年は飲み物ではなく、 木の枝のことを聞かれたと思い「これはコーラ・デ・ガジョ(Cola de gallo です」と答えました。コーラ・デ・ガジョとはスペイン語で「雄鶏の尻尾」 の意味。その道具の形が雄鶏の尻尾に似ており、少年はそう呼んでいたのです。 道具の名称とは露知らず、船員達はその飲み物を「コーラ・デ・ガジョ」だ と思い込み、英語に訳した「テール・オブ・コック(Tail of cock)」と言 う名で呼ぶようになりました。その話が広まり、ミックス・ドリンク=テー ル・オブ・コックとなり、やがて「カクテル(Cocktail)」となったそうです。 なお、カクテルという言葉が世界で初めて登場した文献は、1748年にイギリ スはロンドンで出版された小冊子『ザ・スクワイア・レシピーズ』です。し かし、その他の語源の中には1775年から始まったアメリカ独立戦争時代のエ ピソードや、1795年にカリブ海の島からニューオリンズに移住した薬屋さん のエピソードなど、カクテル初登場の文献より明らかに後の年代の話を由来 とする説が、今もなおまことしやかに伝えられています。そういったところ も、異なるものを混ぜ合わせて新たなもの創造するというカクテル文化の、 懐の深さたる所以でしょうか。 --- --- --- 説明会があった3月30日、そのちょうど1年前の同じ日の夜、私はメルマガ の取材のため京王プラザホテルにいました。その日は、数年に一度だけひと 月に二度の満月が現れる「ブルームーン」の夜。45階のスカイバー「ポール スター」で、満月の明かりに柔らかく抱かれた高層ビル群を眺めながら、 「ブルームーン」という名のカクテルをいただきました。 不思議な偶然を感じた私は、センチメンタルな衝動に掻き立てられ、その日 の夜、再び京王プラザホテルに向かいました。ポールスターは残念ながら営 業しておらず、説明会が行われた2階のメインバー「ブリアン」にお邪魔し 、1年振りにブルームーンをいただきました。カクテルの味も、目の前に見 える景色も1年前とは全く違いましたが、胸を満たす想いはひとつ・・・ 懐かしい記憶が鮮やかに蘇り 想いを馳せる 年を経ても色褪せず 柔らかく 温かく包む 変わらない優しさをありがとう。ずっと・・・ --[ 関連サイト ]------------------------------------------------------ 新版 バーテンダーズマニュアル 2,520円 https://www.naranja.co.jp/bar/web-pages/212 京王プラザホテル スカイバー「ポールスター」 (外部サイト) 京王プラザホテル メインバー「ブリアン」 (外部サイト) バー・ツール ナランハ インフォメーション メールマガジン Vol.55 https://www.naranja.co.jp/bar/news-letters?t=2&v=55 ---------------------------------------------------------------------- ================== 2.ナランハ マンスリー キャンペーン ~ ボストンシェーカー ~ by O ================== バーテンダーを主人公にしたマンガが原作で、嵐の相葉雅紀さん主演のテレ ビドラマ「バーテンダー」が先日最終回を迎えました。普段バーに興味がな かった方もバーに興味を持つ良い機会になったようです。 ドラマの各所に登場するバーテンダーの仕草も見所でした。第2話では「ボ ストンシェーカー」が登場。実はこのシェーカー、きつくはまると簡単に取 れないシロモノ。ドラマでは流れるような動きでひじで軽く衝撃を与えては ずしていました。クールでかっこいいと思った方は多かったはず。 前置きが長くなりましたが、ナランハでは今月から月替わりのキャンペーン 「ナランハ マンスリー キャンペーン」を行います。そして今月のピックア ップは「ボストンシェーカー」。4月1日から28日までボストンシェーカー 系アイテムを10%割引して販売いたします。 「ボストンシェーカー」とは、大きな金属製のティン(カップ)にグラス( パイントグラス)や小さいショートティンをかぶせたシェーカー。通常のシェ ーカーと違って内部にストレーナーが無く、容量も非常に大きいため、フレッ シュフルーツを用いたカクテルには欠かせないシェーカーです。ここに挙げ たティンやパイントグラスは以前から販売しておりましたが、おすすめの組 み合わせをご用意いたしました。 また、今回のキャンペーンではボストンシェーカーのみにフォーカスを当て るのではなく、ボストンシェーカーが活躍するフレッシュフルーツを使った カクテルで必要なアイテムもキャンペーンの対象としました。 さらに、キャンペーンの対象ではございませんが、「フルーツ・カクテル」 に焦点をしぼったカクテルブック「カクテル フレッシュ フルーツ テクニッ ク」も合わせておすすめします。フルーツを使った70種のカクテル、バーズ ネストフライヤー、ボストンシェーカーなどの道具の解説、フルーツの飾り 方などを美しい写真とともに紹介しています。 カクテルにぴったりのイチゴやキウイ、柑橘類などが旬を迎える季節です。 ボストンシェーカーを使ったフルーツ・カクテルを取り入れてみてはいかが でしょうか? <ナランハ マンスリー キャンペーン 4月概要> 期間:4/1~4/28 割引:対象商品10%OFF 対象:ナランハ ボストンシェーカー、ナランハ フルーツカクテルキット イルサ ボストンシェーカー スリーピース、イルサ ミニボストン イルサ ボストンシェーカー イージー、ユキワ ボストンシェーカー バーズネスト フライヤー、プラスティックマッシャー ウッドマッシャー、ステンレスマッシャー イルサ デュアル ペストル、ジャイアントマッシャー --[ 関連情報 ]-------------------------------------------------------- ナランハ マンスリー キャンペーン https://www.naranja.co.jp/bar/campaign カクテル フレッシュ フルーツ テクニック 1,680円(キャンペーン非対象商品) https://www.naranja.co.jp/bar/web-pages/214 ---------------------------------------------------------------------- ================== 3.お知らせ ================== ★ナランハ ボストンシェーカー 販売開始 https://www.naranja.co.jp/bar/web-pages/169 ★ナランハ フルーツカクテル キット 販売開始 https://www.naranja.co.jp/bar/web-pages/169 ★Vオープナー 販売開始 https://www.naranja.co.jp/bar/web-pages/33 ★ナランハ スタッフブログ更新中! スタッフによるブログを、営業日は必ず毎日更新しています。 様々な情報からナランハの日常の様子までお届けしてまいりますので、 ぜひこまめにチェックをよろしくお願いします。 /bar/blogs ★電話番号がフリーダイヤルに! 固定電話、携帯電話、PHSどちらからでも通話料無料でご利用いただけます。 新電話番号は「0120-913-477」です。 ================== 4.カタログ配布 ================== カタログ(バー・ツールVol.7)を無料でお送りしております。 https://www.naranja.co.jp/bar/catalog-order よりご請求ください。 ================== 5.4月の休業日のご案内 ================== 4月の店舗休業日は2・9・16・23・29・30日となります。 ホームページ・E-mail・Fax等でのご注文は24時間受け付けておりますが、 お問い合わせへのお返事・商品の発送などは翌営業日以降となりますので、 予めご了承ください。 ================== 6.次回発行日のご案内 ================== 当メールマガジンの次号Vol.68は2011年5月6日(金)に配信予定です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行:株式会社ナランハ https://www.naranja.co.jp/ https://www.naranja.co.jp/bar 執筆:N / S / O Copyright 2011 NARANJA Inc. 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