ジャグリングショップ ナランハ メールマガジン Vol. 59 (2006年8月3日 発行)

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        ナランハ メールマガジン Vol.59 (2006.8.3発行 Juggling/Balloon)

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【1.世界ジャグリング紀行1】IJA2006
【2.世界ジャグリング紀行2】EJC2006 ~ Worlds2006
【3.この商品に注目!】ツイストバルーン 660S
【4.ナランハ イベント情報】NFF2006
【5.ナランハ インフォメーション】新商品その他
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1.世界イベント紀行1 by 田中友二
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■■■ IJA2006 in アメリカ オレゴン州 ポートランド ■■■
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ようやく長い梅雨も明け、いよいよ夏本番といった感じの今日この頃、みなさ
ん汗かいてますか?読者の皆様は夏の定番をお持ちでしょうか。例えば家族で
キャンプとか、花火大会を見に行くとか。筆者は先週、地元のお祭りに行って、
肩から血が出る程ハッスルしてきました。大声を張り上げてお神輿を担ぐのが、
私の夏の定番です。そんな祭り好きの筆者が、ナランハの夏の海外出張の定番、
アメリカで行われたジャグリングのお祭りIJA2006へ行って参りました。筆者に
とって初海外出張、初アメリカ本土上陸、初海外ジャグリング大会参加、そし
てナランハ初海外イベント出店と初めて尽くし。不安と期待でドキドキの1週
間となりました。その辺も踏まえて、ぜひお楽しみください!

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★★★ IJA2006 ★★★
名称:IJAジャグリング・フェスティバル 2006
主催:インターナショナル・ジャグラーズ・アソシエーション(IJA)
日程:2006年7月17日~23日 場所:アメリカ オレゴン州 ポートランド

今年で59回目を迎えるジャグリング大会で、筆者にとっては初の海外ジャグリ
ング大会参加です。開催地ポートランドの天候は快晴が続き日中は30度を越え
る猛暑となりましたが、日本の暑さとは違い、カラっと気持ちのいい天気でし
た。夜は逆に15度以下まで下がり、とても寝つきやすい気候でした。イベント
自体は空調が効いている屋内のホールで行われていたため、日焼けすることも
一切ありませんでした。また、アメリカ本土という事で治安の心配も少しあり
ましたが、夜中にジムが閉まった後、ご飯を求めて1人町を徘徊しても全く問
題ない、安心出来る町でした(運がよかっただけかも知れませんので、みなさ
ん真似はしないように。。。)

さて、年々日本人参加者が増えているIJAですが、今年も日本から筆者を含め
23名が参加。そしてコンテストにも大勢エントリーし、日本勢は好成績を収め
ました。早速、主要コンテストの結果を発表します。

【個人部門】

1位 アルティム・コメンコ
 締めでスティルト+ヘッドバランス+5クラブという超絶技を披露、
 会場の盛り上がりは最高。何よりも本人のテンションが最高。

2位 小嶋佑樹さん
 1~3ディアボロ。自分で作曲を手がけた曲に合せて、堂々の演技。
 決めたい所で落とすも技術でカバー。

3位 マイケル・カラス
 ボール・クラブ。音にマッチングしたダンスのような軽快なステップ。他の
 出場者には無い独特な世界を作り出していました。

決勝進出者8人中4人が日本人というすばらしい勢いを見せてくれました。
決勝に進出した平野さんの演技では、終了時にスタンディングオベーションを
受け、会場も大盛り上がりだったのですが、残念ながら入賞できませんでした。

【ジュニア部門】

1位 ウェリアム・ウェイ・イェン
 ディアボロ。台湾チーム最高のスピード・技術・美しさ、どれもすばらしい
 演技で会場も大興奮。

2位 トニー・ペゾ
 7ボール・5クラブ・7リング。クリスマスツリーを舞台に持ち込み、大掛
 かりなセットを用意していた彼、小さな体でナンバーズをミス無く決め、ほ
 ぼ完璧なステージ。観客もスタンディングで大興奮。

3位 ビリー・ウァットソン
 ボール・クラブ。ナンバーズを美しく華麗に決めていました。

日本勢は4人が挑戦し、2人が決勝へ進出。残念ながら上位入賞を果たす事は
できませんでしたが、決勝へ進出した2人はステージ上ですばらしい演技を見
せてくれました。

【プロップコンペティション】

ショート・ルーティーンを部門別に競う競技です。ここでも日本勢が大活躍。
デビルスティック部門1位: 太田さん
クラブ部門1位: 桔梗崇(弟)さん
ディアボロ部門2位: 斉藤さん
ボール部門3位: 青木さん

【エクストリーム・ジャグリング】

今年初開催の競技。部門毎に行われ、1人の持ち時間は20秒×3回。出場者が
輪になり、次々と20秒交代で演技を行います。その持ち時間の中で、最もマニ
アックで難しい技を繰り出せた人が優勝というルール。日本勢大爆発。
4ボール部門1位: 進藤一宏(カレー)さん
5ボール部門1位: 森田智博さん
6ボール部門1位: 進藤一宏(カレー)さん
3クラブ部門1位: 桔梗崇(弟)さん

IJA会場内で日本勢の人気は非常に高く、去年のシニアチャンピオン矢部君をは
じめ、ジュニアで表彰台を独占したメンバーは歩いていると必ず声を掛けられ、
写真を求められたりといった感じでした。また、おかげで日本勢が出演してい
るナランハDVDの売上も好調でした。

そして肝心の海外初出店も大成功。英語が通じるか不安でしたが、カタコトの
英語とボディーランゲージで問題無し。けん玉の人気が非常に高く、ワークシ
ョップも初級編中級編と2回に分けて行われる程で、持って行ったけん玉は全
て売り切れました。その他に人気が高かったのは、ロシアンボールとパチカで
した。ロシアンボールはMサイズが日本で最も売れているサイズだったのです
が、やはり海外の方は手が大きいようで、MよりLやXLの人気が高く、M以
外をあまり持っていかなかったのが、裏目に・・・。パチカは商品紹介のポッ
プに私の写真入りで「実演しますので声を掛けてください。」と英語で書いた
ため、実演依頼が殺到。また実演の音に引き寄せられて多くの方が集まり、こ
ちらもあっという間に完売となりました。

そんなこんなで、昼間は物販、夜はイベントを満喫し、あっという間に5泊6
日の出張も終わりを迎えました。日本でも10月にJJFが行われますが、数人の外
国人が「参加するよ!」と言っていました。日本の大会に海外の方が興味を持
ってもらえたのも、IJAなど世界で活躍している日本人のおかげだなと感心し、
世界の舞台で輝いている彼等がジャグリングを心から楽しんでる様子を見る度
に、なんだか羨ましくなりました。これからはもっと自分の好きなこと、そし
て人生を心から楽しもうと思います。大事なことに気付かせてくれた皆に感謝!

=== 関連情報 ==================
IJA2006 (外部サイト)
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2.世界ジャグリング紀行2 by S
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■■■ EJC2006 in アイルランド ~ Worlds2006 in ドイツ ■■■
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梅雨明け前からチョコボール並に真っ黒のSです。というのも7月に2週間
のヨーロッパ出張に出ており、天気はほぼ毎日快晴。ヨーロッパは例年になく
気温が上昇していたらしく、ドイツでは40度近くの日もありましたが、湿度が
低いためカラッとしていて心地良く、日焼けで顔面がボロボロになりつつも最
高の2週間を過ごすことができました。

今年の出張はアイルランドで行われた、ヨーロピアン・ジャグリング・コンベ
ンション(EJC2006)と、ドイツで行われたワールド・フットバッグ・チャンピ
オンシップ(Worlds2006)でした。今年もこの濃密な2週間をレポートにまと
めました。それではご覧ください!(ジャグラーの名前等、全て敬称略)

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★★★ EJC2006 ★★★
主催:ヨーロピアン・ジャグリング・アソシエーション(EJA)
日程:2006年7月9日~15日
場所:アイルランド コーク ミルストリート

純粋なジャグリングの大会としては世界最多の参加人数を誇るEJC。例年2,500
~4,500人!ものジャグラーがヨーロッパを中心に世界中から集います。毎年ア
メリカで行われるジャグリングの世界大会として有名な、IJAジャグリング・フ
ェスティバルの参加者数が例年1,000人に満たず、IJA参加者の大半がアメリカ
人であることを考えると、本当の世界大会はEJCであると言っても差し支えない
かもしれません。そしてIJAとのもう1つの大きな違いが、EJCには基本的にコ
ンテストが無いということ。アメリカではジャグリング=スポーツという考え
方がある程度浸透していますが、ヨーロッパではジャグリング=アート。この
辺の考え方の違いが大会の雰囲気や内容に大きく影響しています。EJCでは毎晩
何かしらのショーが行われ、高い技術に裏付けられた芸術的なパフォーマンス
が繰り広げられます。

さて、今年で29回目のEJC。筆者にとっては初めての参加となりました。この仕
事を始めてから「いつかはEJCに」という思いがあったため、EJC行きが決まっ
てからは、はやる気持ちを抑えるのに苦労しました。そしてあっという間に出
発前夜。メインのビーンバッグはもちろん、コンタクト・ジャグリング用に100mm
のステージボール、ピルエットクラブを3本、アサラトを1組と、押入れの奥
で眠っていた道具達を引っ張り出し、気分はすでにアイルランド。

例年同様徹夜の準備でナチュラルハイのまま、いざ出発! ロンドンで飛行機を
乗り換え、例年の出張同様、無事にアイルランド到着・・・と思いきや、ここ
で人生初のトラブル発生!! ベルトコンベヤーに乗って流れてきた我が荷物、
なぜかファスナーがパックリ開いている。超イヤな予感。そして予感的中。パ
ソコンやデジカメなど電子機器のケーブル類をまとめて入れた透明の袋だけが、
荷物の中から忽然と姿を消しているYO!!! って楽しそうに書いてますが、
当然楽しいわけがなく超ブルー。THE顔面蒼白。空港職員による盗難だろうなー、
ニュースで見たことあるわー、ロンドンは多いらしいし、でもなぜにオレ!?
とか考えながら各空港に電話するも「バッグ自体が無くなったのであればコン
トロールしているので追跡できるが、中身はコントロールしていないので何も
できない」とか超無責任。拙い英語で2時間ほど交渉したが結局何もしてもら
えず・・・おかげで以降全ての電子機器の充電ができず、仕事が一切できず。
皆さんも盗られて困るものは決して預けないようにしましょう。

気を取り直してEJC。現地には7/12に無事到着。アイルランドはとっても平和な
感じです。気候もとても爽やか。特に会場のあるミルストリートは平和そのも
の。そして早速会場入り。キテマスキテマス。世界中からおかしな人がいっぱ
い来てます。噂には聞いてたけど、IJAとは全てが違う異空間。ほとんどの人が
ピアスかタトゥーかその両方をしてます。どっちもしてない人を探すほうが難
しいかも。服装は旅人系かヒッピー系が大半。上半身裸率激高。IJAみたいにT
シャツ短パンスタイルは少数派。女子&家族連れ多し。ジャグリングしない(
できない)人多し。そして匂いが違う。汗、体臭、タバコ、酒、お香、その他
何やら怪しいハッパの匂い。ジャグリングも違う。ナンバーズ系は比較的少な
く、代わりに少ない道具でクネクネと複雑に動く人多し。あまり道具が宙に浮
かない。そしてジムの裏の広大な草原でジャグリングもせず寝そべっている人
が一番多いかも。日没が夜10時30分と日が長く、大草原の向こうに消え行く太
陽の美しさにしばし呆然。

宿泊は大変の参加者が会場敷地内にあるキャンプサイトにテント。筆者は会場
から徒歩3分のアイリッシュ・パブの2階に空き部屋があるということで、イン。
基本的に宿泊客はいないようで、部屋の調度品などはボロボロだが温かい雰囲
気のとってもナイスな部屋。おかみさんも優しく、アイリッシュ・ブレックフ
ァーストもグッド。値段も安く、会場からも激近でパーフェクト!

翌日、昼間だけオープンするジャグリングショップ群をチェック。これが目的。
すでに数年前から付き合いのあるショップが多いが、いつもメールだけのやり
とりで実際に会ったことは無い人ばかり。そういう皆さんと顔を合わせるのは
とっても楽しく、また不思議な感じ。貴重な時間を過ごす。もちろん、新商品
や新メーカーもチェック。気になるアイテムを多々発見。こうやってナランハ
の商品は増えていきます。

昼間のイベントはワークショップ中心。ジャグリングはもちろん、カポエイラ、
ベリーダンス、囲碁!などなんでもOK。とってもユル~い感じで全てが進行。
筆者はお目当てのボールジャグラー、ドイツのシュテファン・シングのワーク
ショップに。ボールより体の動きを重視しており、技術を問わず誰でも参加で
きる素晴らしい内容。過去最高のワークショップでした。日本の大会でもこう
いうワークショップがあったらいいですね。

毎晩行われるショーは玉石混淆だがその「玉」がヤバイ。オリジナリティの塊
や、果てしなく美しい演技が、1つのショーに必ず1回はあって、最高のスタ
ンディング・オベーションが心地良い。中でもシュテファン・シングのボール
・ジャグリングのショーは、その大胆かつ繊細な躍動感に鳥肌。

最終日、EJC恒例の大パレード。会場から参加者全員で町に繰り出し練り歩く。
今年は例年に比べ大会参加者が少なかったそうで約1,800人。それでもすごい
人数。町をジャグラーが占領し、道端の三角コーンをチンバランスする人や、
警備中の警察官にイタズラをする人など、やりたい放題。

そして、最終日の夜。いよいよラストのガラ・ショー。ラストだけあって、他
の日とはさすがにレベルが違う。「玉」だらけ。2005IJAチャンピオンの矢部亮
さんも、成熟した力強いディアボロの演技で会場を沸かす。ちなみに、初日の
ショーには荒川天平さんも出場しており、2人はアーティストとして招待され
ていた様子。荒川さんはヨーロッパの様々な大会で数多くのショーを行ってお
り、こちらでは超有名人。ガラ・ショーのベスト・アクトはイタリアのロレン
ツォによる超絶ハット・ジャグリング。無音無声。静まり返った舞台上であり
えないスピードの1~5ハット・ジャグリング。完璧に計算し尽された仕草と視
線は真のプロフェッショナル。生まれて初めてハットで泣きそうになりました。

思い出は尽きず、書ききれないエピソードも山ほどあります。販売開始時期は
未定ですがEJC2006DVDはすでに制作進行中だそうです。1日も早く皆様にお届
けできるよう頑張ります! ちなみに来年はギリシャ。今から楽しみです。

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★★★ Worlds2006 ★★★
主催:インターナショナル・フットバッグ・プレイヤーズ・アソシエーション(IFPA)
日程:2006年7月15日~22日
場所:ドイツ フランクフルト

EJC最終日の翌日、16日にロンドン経由でドイツはフランクフルトに到着。ここ
フランクフルトはドイツの中でも最も都会。ヨーロッパ特有の美しい歴史あふ
れるという感じは一切無く、東京都庁のある西新宿のような印象。気候はアイ
ルランド同様爽やかな快晴だが、気温が5~10度は高くかなり暑い。

今年で27回を迎えるフットバッグ世界大会。筆者は2002年のサンフランシスコ
以来、5年連続5度目の参加。大会参加者はヨーロッパのプレーヤーは大半で、
アメリカ・カナダなどの北米のプレーヤーは年々減少している。日本から筆者
を含め8名が参加し、7名が競技にエントリー。足技の総合的な技術を競うメ
イン競技「フリースタイル」には筆者以外の5名が参加するも、上級者クラス
は皆予選落ち。しかし、中級者クラスでは1名が決勝に進出。結果は下位だっ
たが、大和魂あふれるスタイルでした。ちなみに「シュレッド30」という30秒
間にどれだけ難しい技を連続して繰り出せるかという競技では、日本人2名が
並居る海外勢を抑え、見事に決勝進出。決勝では実力は出せなかったようです
が、世界との差が少し縮まったのを感じた瞬間でした。

個人的ハイライトは、今回初出場したフットバッグ・ネット。ネットを挟んで
フットバッグのボールを蹴り合う競技で、タイの国技セパタクローにそっくり。
ボールは直径5cmと大変小さく硬いものを使用。シングルスとダブルスがあり、
日本から中級者部門のシングルスに3名、ダブルスに2組が参加。全員、初ネ
ット大会。そして日本人が世界大会にネットでエントリーしたのも恐らく初。
そもそも筆者を含めネットの練習自体したことが無い人がほとんど。つまり、
ほぼ全員超初心者。筆者はダブルスのみエントリー。練習は試合前に1時間だ
け。そしていきなりの世界大会初試合。見事勝利! 続く試合も勝利し、奇跡が
起こるかと思われたが、以降全敗。結果2勝3敗で8位となりました。8位っ
て言っても9位が最下位なのでショボイです。でも久しぶり真剣な自分に出会
え、またチームメートとの熱い絆も生まれ、充実した時間を過ごせました。ネ
ット、日本でも広めますよ!

ちなみに上級者クラスのフリースタイルでは、2002年から4大会連続で優勝し
ているチェコの神童ヴァシェック・クロウダが、危なげなく優勝し5連覇の偉
業を成し遂げましたが、一方でシュレッド30ではカナダの新星ジョーダン・モ
イアーがなんと優勝! ヴァシェックは3位陥落と、世代交代の兆しが見られる
結果となりました。あとは、ポーランド人の競技人口の増加とレベルアップが
顕著に見られた大会で、数多くの部門でポーランド人が入賞していたのが、印
象的でした。来年は5年振りにアメリカでの世界大会となるようですが、次回
ヨーロッパで世界大会があるとすれば、ポーランドになるかもしれません。

最後に、フットバガーにはビッグ・ニュースとなる、フットバッグ専用のある
アイテムのサンプルを現地で入手しました。こちらも1日も早くお知らせでき
るよう頑張ります!

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こういった大会に参加しようかどうか迷っている皆様、お金や時間を作るのは
大変ですが、その大変さに見合った、いや、それ以上の体験があなたを待って
います。いつかどこかの大会で皆様にお会いし、一緒に笑い・感動する日を楽
しみにしております。

=== 関連情報 ==================
EJC2006 (外部サイト)
Worlds2006 (外部サイト)
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3.この商品に注目! by N
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■■■ ツイストバルーン 660S ~ 宿題 ~ ■■■
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 アツイですねー。ナランハ・ナンバー・ワン(推定)の汗かきである私も
苦しんでます。汗かきの苦しみは、汗をかく→のどが渇く→水を大量に飲む→
汗をかく・・・というエンドレスな悪循環ですが、クーラーの効いた部屋でも
クセで何となく水(コーヒー)を大量に飲んでしまうため、体は水でダボダボ、
少しでも外に行くと、スイッチを押したかのように汗が噴き出して体中が不快
になります。

 そんな日の昼休みは、外で体を動かすようにしています。ちょっと遅めの昼
休み、上半身裸になり、太陽の光を一身に受け、ジャグリングやフットバッグ
などキツメの運動で大量の汗を流し、軽くシャワーを浴びて職場に戻りますが、
まあ都会のど真ん中ではあんまり見ない光景らしく、時々警察の方に「何やっ
てんのー」と軽めの職務質問を受けたりします。最近は子供たちが大量に周り
を取り囲むこともしばしば。良く考えれば学校は夏休みなんですねー。ヘンな
オッサンが昼間っから醜態さらしてごめんなさい。控えめにしなきゃ。

 夏休みといえば、学生の皆さん宿題は順調ですか?昔学生だった皆さんはど
うでした?私は必ず最終日に怒涛のごとく片付ける典型的なダメ生徒でしたが、
このメルマガでも締切を超えそうな所でギリギリの戦いを繰り広げています。

 そんなことはともかく、ナランハでは先日、本記事執筆のためにバルーン・
チームの面々に宿題が出されました。宿題の中身は「660Sで何かを考え、作る。
但し、犬はダメ。他の人とかぶらないように。」というもの。

 660Sとは、先日発売になったふくらませたときの直径が約15センチの極太ツ
イストバルーンですが、宿題の発表会は予想に違わぬ楽しいイベントになりま
した。それでは、レポートしてみましょう!

1.Nさん(女性)の作品 <剣>
【寸評】極太バルーンで剣を作れば、ダイナミックで巨大なものになる!とい
う事で作ってみたそうですが、なにぶん持つ所も太すぎて使い心地は最悪。
鋭い感じも全くなく、剣というよりはバズーカ砲。

2.T君(男性)の作品 <てんとう虫>
【寸評】とりあえず書籍「フラワーガーデン」から作成ということでしたが、
あまりにデカイため、全くてんとう虫に見えず、むしろカメにそっくり。
本人もそれを自覚したか、背中にかいた点々がいつの間にか大きく甲羅っぽく。

3.S君(男性)の作品 <枝豆>
【寸評】風船チャチャチャで感動した「枝豆」を660で再現。バルーンを次々に
押し込む高等テクニックは660では苦戦というか不可能である事が分かり、ボー
ルを分割して無理矢理作ってました。おでこに浮かぶ青筋に拍手。

4.Wさん(女性)の作品<柿>
【寸評】660オレンジを実に、660緑を葉に見立てた芸術作品。葉には針金を通し
てそれっぽくみせるという裏技まで駆使し、オリジナリティをアピール。はっき
りいってサイズはカボチャでしたが、アイデアに免じて良しとしましょう。

5.H君(男性)の作品<花>
【寸評】本人は花びら8つを夢見て作り始めたが、デカすぎてコントロールで
きず、花びら4枚で妥協。ひねるというよりは、風船と格闘状態で、うまく花
ができた時の勝ち誇った顔が最高。ギネスブックに載ってそうな植物が完成。

6.O君(男性)の作品<テディベア>
【寸評】テディベアもこのサイズで作ると、ぬいぐるみのようで存在感抜群。
原価30円の風船2本でこんなに立派なぬいぐるみなら、僕も買っちゃうかも。
とにかく、ナランハ随一のツイスターの腕を存分に発揮、万歳!

7.N君(男性)の作品<機関銃>
【寸評】私の作品。チューリップ・ツイストを銃口に黒光りする巨大銃を作る。
作っている途中に一度暴発した(風船が割れた)のが印象的。

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 思ったよりも楽しいかも!というのが、皆の一様な感想でした。風船が大き
いため、割れた時のダメージが大きいですが、それでも事前にしっかりと伸ば
しておけばかなり防げます。極太バルーンといえば、クオラテックスの646Qが
定番でしたが、660Sはさらに30センチほど長く、使い勝手が広がるというプロ
の声も聞かれます。

 先日開かれたツイスターズでも、極太バルーンをたくさん目にしました。
660Sの発売のみならず、646Qにも新色が加わり、今後この楽しさはブームを巻
き起こすものと思われます。皆様も、是非この夏、この楽しさにチャレンジし
てみてください。

P.S. 宿題発表会の写真をホームページに簡単に乗せていますので、お時間が
あれば見てください(アドレスはすぐ下に掲載しています)。

=== 商品情報 / 関連サイト===============
660S 2,940円(100本入)
https://www.naranja.co.jp/balloon/web-pages/976
660S発表会
https://www.naranja.co.jp/img/db/news-letters/juggling-00062/vol59-01.jpg
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4.ナランハ イベント情報 by 田中友二
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■■■ ナランハ・ファイアー・フェスティバル 2006(NFF) ■■■
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【日程】 9月1日(金)~9月3日(日)
【場所】 三河大島(愛知県)
【HP】 https://www.naranja.co.jp/archives/juggling/nff/nff2006/index.html

さあ、いよいよ夏休みも始まり夜の町が賑やかになる季節がやって参りました。
東京に住んでいると特に町が賑やかになってくるのが分かる今日この頃。そん
な都会の喧騒もいいけれど、たまにはコンクリート・ジャングルを抜け出して、
大自然の中で行われる炎と音の宴に、身も心も委ねてみませんか?
深夜早朝関係なくDJやパーカッショニスト達が会場を盛り上げ、炎の舞いと満
天の星空を肴に酒を飲み、仲間と語らい、そして全てを忘れて踊り明かす、夢
のようなフェスティバル。9月1・2・3日の3日間、愛知県蒲郡市は三河湾
の沖に浮かぶ無人島、三河大島でNFF2006が盛大に開催されます!

ファイアーをするのが好きな方はもちろん、見るだけでもOK。普通のイベント
に飽きてしまった方、野外イベントに行ったことがない方、当日ヒマでしょう
がないという方などなど、絶対楽しめます。ファイヤーやらないジャグラーの
方も普通にジャグりに来てください。無人島で水平線を眺めながらのジャグリ
ングは最高です。また、安全対策には充分配慮しており、とっても健全なイベ
ントですので、女性の方や、小さなお子様連れの方でも、どなたでも安心して
お楽しみいただけます。

メインイベントは2つです。9月1日夜の「ザ・ファイアーショウ」では、現
在日本国内で活動している実力派パフォーマーが集結、最高のパフォーマンス
を見せてくれます。2日夜の「ザ・ファイアーコンテスト」では、日本一のフ
ァイアーパフォーマーを決めるべく、コンテストを行います。全国から集まっ
たファイアーパフォーマーによる魂の込もった炎舞は必見です。スリリングか
つ魅力的なファイアーパフォーマンスを、心ゆくまで堪能してください。

すでに申込は開始しています。ホームページにはイベントスケジュールや参加
アーティストもアップされています。さまざまな分野で活躍しているいるアー
ティストが集まる数少ない機会です。アーティストだけでも来る価値アリです。
無人島へは船が頻繁に出入りしますので、日帰りでも問題無くご参加いただけ
ます。スケジュールのページに船の運行時間等もチェックできますので、ぜひ
ご覧ください。

はかなく終わる夏の最後を、アツく盛り上げ締めくくるNFF。
素晴らしい体験と、出会いがあなたを待っています。

また、企画・運営をお手伝いしてもらえるボランティア・スタッフを大募集中!
「やってもいいよ!」という方はぜひナランハまでご連絡ください。
最高のファイアー・フェスティバルを一緒に創りましょう!

それでは、三河大島で皆様とお会いできるのを楽しみにしています!!
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ナランハ・ファイアー・フェスティバル 2006
【日程】 9月1日(金)~9月3日(日)
【場所】 三河大島(愛知県)
【HP】 https://www.naranja.co.jp/archives/juggling/nff/nff2006/index.html
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5.ナランハ インフォメーション
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◎◎新商品情報(ジャグリング)◎◎
■クリスタルボール UVホワイト 販売開始
https://www.naranja.co.jp/juggling/web-pages/726
■クリスタルボール用スクラッチリムーバー 販売開始
https://www.naranja.co.jp/juggling/web-pages/4674
■スピナボロ NEW 販売開始
https://www.naranja.co.jp/juggling/pages/no-longer-exists
■ブーメラン ルームラング 販売開始
https://www.naranja.co.jp/juggling/web-pages/788
■オッグ ポイ 販売開始
https://www.naranja.co.jp/juggling/pages/no-longer-exists
■9-1 ノルディック・オブジェクト 販売開始
https://www.naranja.co.jp/juggling/web-pages/652
■グロークラブ アルティメット 販売開始
https://www.naranja.co.jp/juggling/web-pages/614
■2005 WJF コンベンション 販売開始
https://www.naranja.co.jp/juggling/web-pages/4435
■ビーミングポイ 販売終了

◎◎新商品情報(バルーン)◎◎
◆センペルテックス 660S 販売開始
https://www.naranja.co.jp/balloon/web-pages/976
◆センペルテックス ラウンド5S 販売開始
https://www.naranja.co.jp/balloon/web-pages/979
◆センペルテックス シェイプラビット 販売開始
https://www.naranja.co.jp/balloon/web-pages/1014
◆クオラテックス チョコレート色 160Q、260Q、ラウンド5Q、11Q 販売開始
https://www.naranja.co.jp/balloon/web-pages/841
◆クオラテックス グレー色 160Q、350Q、646Q、ラウンド5Q 販売開始
https://www.naranja.co.jp/balloon/web-pages/841
◆クオラテックス モカブラウン 646Q 販売開始
https://www.naranja.co.jp/balloon/web-pages/857

◆◆◆◆ 8月の休業日に関して ◆◆◆◆
8月の休業日は5・12・13・14・15・19・26日となります。
ホームページ・E-mail・Fax等でのご注文は24時間受け付けておりますが、
お問い合わせへのお返事・商品の発送などは翌営業日以降となりますので、
予めご了承ください。

◆◆◆◆ カタログ 好評配布中 ◆◆◆◆
カタログ(ジャグリング版No.9/バルーン版No.4/バー・ツールVol.3)の
3冊をご希望の方に差し上げております。全国無料で配送いたします。
https://www.naranja.co.jp/juggling/catalog-order よりご請求ください。

◆◆◆◆ 次回発行日について ◆◆◆◆
2006年9月7日(木)に配信予定です。

-------NARANJA MAIL MAGAZINE(Juggling/Balloon)---------
発行:株式会社ナランハ(〒173-0004 東京都板橋区板橋1-53-10-1E)
執筆:N/S/田中友二
Copyright2006 NARANJA Inc. All Rights Reserved
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