ヘリカンくん
ヘリウムの安全性について
ヘリウムガスを吸うと声が変わる、という遊びがはやったことがあります。しかし、この遊び専用に市販されているヘリウムは、直接吸入しても安全なように、酸素を約20%混ぜてあります。ナランハでお届けするバルーン用のヘリウムガスは純度が非常に高く、直接吸い込むと肺の中の酸素濃度が著しく低下し、酸欠による窒息の可能性があります。一呼吸するだけでも死に至る事があり、また死亡前に救出されても脳に障害が残る事もあり、大変危険です。直接吸い込むのは絶対にお止めください。
保管および使用環境について
直射日光が当たらないように日陰などで保管、使用してください。どうしても直射日光が当たってしまう場合は、カバー等をお使いいただければ多少は温度上昇を抑えられます。火事で炎につつまれたり、夏場に直射日光が当たるなどして容器内の温度が40度を超えますと、容器内の圧力が異常に高くなり、ヘリウムボンベの場合、上部についているバルブの安全装置からヘリウムガスが吹き出る恐れがございます。万が一、密閉した室内にヘリウムガスが漏れだすと、酸欠による窒息の可能性があります。また、ヘリウム缶の場合は爆発する可能性があります。いずれも大変危険ですので、ご注意ください。
その他
ヘリウムボンベは非常に重く、転倒すれば周りの人や物に大きなダメージを与えます。使用時は人通りが多いところに無防備に置くのは避け、セーフティトラックや2輪トラックなどにくくりつけて倒れないようにしてご使用ください。保管時はできるだけ横に寝かせた状態で保管してください。また、ヘリウムガスは勢いよく吹き出しますので、至近距離で直接顔などに当てますと、失明などの重大な怪我をする可能性がございます。インフレーターやニードルなどの吹き出し口を、直接人に向けないようにしてください。