トリプルスピードインフレーター (販売)

バルーンインフレーターの専門メーカー、 コンウィン(CONWIN)社製の、ヘリウムボンベに取り付けてバルーンをふくらませるための専用器具です。ノズルが3つ、3方向についているので、 1つのボンベで同時に3人で使用することができます。

ご使用時にヘリウムボンベ上部のオレンジ色のキャップをはずして手で取り付け・取り外しをします。レンチ等の器具は必要ありません。

使用方法は、 ノズルにバルーンの口を入れ、青い三角の部分ごと軽くにぎるような感じでそのままノズルごと軽く下に押すだけでヘリウムガスが出てバルーンがふくらみます。下に押す力加減やスピードによりガスが出る量やスピードを調整できます。ガスが充分に入ったら手の力を抜いてバルーンをはずすとノズルが元の位置に戻り、自動的にガスが止まります。片手で作業ができ、さらに蛇口を開け閉めする必要がないのでニードルに比べ時間が大きく短縮できます。

本商品を装着すると、張り出した部分に引っかかってボンベが転倒する可能性があります。また、重量があるため小さい容量のボンベに装着するとバランスが悪く、簡単に転倒します。転倒には十分にご留意ください。ボンベの固定にはセーフティスタンドまたは2輪ハンドトラックがお勧めです。

バルーンにつけて使用するバルブ類にはインフレーターの口が入らないため、お使いいただけません。ご注意ください。

写真と現物の細かい仕様が異なる場合がございます。

ゲージ(目盛)の見方

ボンベ内のヘリウムガスの残量が計算できる、ボンベ内圧力を計測するゲージです。内側の赤いBAR(バール)のゲージを使用して計算します。ヘリウムガスは約147BAR(=14.7Mpa,メガパスカル)の圧力で充填されていますので、どの容量のボンベでも満タンに充填された状態で147BAR前後のゲージ(1メモリが5BAR)を指しています。その数値に各ボンベの内容積を掛け算すれば、中に入っている残量が計算できます。

＜例:7,000リットルの場合＞

7,000リットルのヘリウムガスが入っているボンベは、本来47リットルの容積の容器です。その容器に上記の147BARという圧力をかけて7,000リットルのガスを入れています。(高圧ガスといわれるのはそのためです。)

メモリの数値に、そのボンベの内容積(この場合は47リットル)を掛け算すればヘリウムガスの残量が計算できます。

100BARのメモリを指しているとき、100BAR x 47リットル = 4,700リットル がボンベ内の残量となります。

内容積はボンベの大きさによって異なります。