バー・ツール ナランハ メールマガジン Vol. 35 (2008年8月7日 発行)
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ バー・ツール ナランハ インフォメーション メールマガジン https://www.naranja.co.jp/bar ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.35(2008.8.7 発行) ━━ ☆ MENU ☆ 1.ロードハウス・ワールド・フレア 2007 2.バー巡り 3.価格改定および新カタログ配布 4.新商品情報・お知らせ 5.アルバイトスタッフ募集中! 6.休業日のご案内 7.次回発行日のご案内 登録・解除はこちら https://www.naranja.co.jp/bar/news-letters ================== 1.ロードハウス・ワールド・フレア 2007 by N ================== イギリス・ロンドンで毎年開催されるロードハウス・ワールド・フレア。 フレアには数多くのコンテストがありますが、集まるプレーヤーの顔ぶれや 賞金額、ホームページやDVDの気合いの入れ方、その他いろんな雰囲気から して、このコンテストがトップであることは疑いの無いところ。私はアメリ カのコンテストには何度かお邪魔しましたが、このロードハウスは未だ観戦 かないません。いつもDVDで見るだけなので、いつかは行ってみたいと思っ ています。 しかし、2006年のDVDには驚きました。とにかく、カメラが何台も使われ、 あらゆる失敗を編集技術でカバーし、すべての選手がノーミスの演技!! 全選手が、一回も落としません。ありえません。見せ場の技の最後のキャ ッチの瞬間「オオオオ!!!」と盛り上がったその時に画面が急にスローに なったりリピートされたりして「あ、ここでミスったんだな」と分かる時も ありましたが、それにしてもミスがきれいに隠されていました。ミスなんて 当たり前なのに、それを完全に隠すことに若干の違和感を覚えました。 そういった意味では、今年の編集は最高です。昨年のスタイルも、ビデオ作 品としてはすごいレベルだとは思いますが、まあ批判もあったのでしょう。 今年は一切失敗を編集せず、リアルタイムで流しています。多数のカメラと 編集作業は健在で、ガンガン画面が切り替わり、分割され、見やすさと躍動 感を両立させています。音の編集もうまくて、観客の盛り上がりとMCの叫び 声、音楽を別マイクで拾い、それぞれをうまくリミックスさせていて心地良 い。ここまで手をかけてコンテストのDVDを出しているのは、コンテスト多し といえどもロードハウスだけ。それが、このコンテストの名声を高めている 1つの要因だと、毎年DVDを眺めながら思ってしまいます。 DVDの編集技術だけをほめても仕方なし。内容も深くて凄まじい。まずは自己 紹介のシーン。出場選手が、名前とか所属とかを一言しゃべるだけですが、 かなりカッコよく編集されていて、気持ちが盛り上がってきます。これって アメリカのプロスポーツの中継でもよく使われている手法ですが、大好き。 選手に親近感が沸きます。特に韓国の女の子に過度な親近感を抱きます。 親近感を沸かされた後すぐに予選ラウンドのシーン。ここはロードハウスの 真骨頂。各選手の一番いいシーンを、お得意の編集技術で切り貼りして、 1人1分ぐらいの映像にまとめています。こういっちゃ何ですが皆さん実力 以上の見栄えな感じ。それにしても韓国の女の子が素敵で、上手い。あと我 等が日本のモロさんもすごい。アメリカでは見ない知らないメンバーもたく さん。先入観が無いから誰が上手いのかもよく分かりません。ここから6名 選ぶのは大変だと思います。 そして、いよいよ決勝。最初から見ていくと、だんだん盛り上がるような編 集の意図を十分感じます。ここから始まる1人8分×6名、合計48分の祭典 は、見入っているうちに過ぎていきます。本当に、レベル高いっす。 では、実際の順位を無視した私なりのベスト3を発表します。 〔第3位〕トム・ダイヤー (注:本当は2位) 地元イギリスでのコンテストで盛り上がりも最高。もともと大好きなフレア・ バーテンダーなので私の応援も熱が入る。いつ見ても、長い手足と誰もやら ないオリジナル技のオンパレード。何故1位じゃない!と思っているフレア 素人は沢山居るはずです。 〔第2位〕アレクサンダー・ロドマン (注:本当は5位) 昔は唯のジャグラー風でしたが今や立派なフレアバーテンダー。昔の、空瓶 投げまくりといった印象からの見事な変身振りに、私の中で順位が大幅アップ。 最後はやっぱり5ボトル(+オデコにティン)で締めてくれました。Good Job! 〔第1位〕セバスチャン・オグイック(注:本当は6位) ダイナミックでスムーズで独創的、そしてセクシー。僕の中で彼は全然6位 じゃない。すごい。しびれる。一番の見所かも。順位が悪かったのは、不運 な事故でボトルが割れたから。最も僕の心が揺さぶられた。そんな感じです。 ポーランドの青年トメック、3位に入ったラファエル、そして優勝したロド リゴも当然すごいんですが、ここまで来ると順位は好みの差。本当に、48分 しっかりと楽しませてもらいました。 ジェリー・トーマスからT.G.I.フライデーズ、引き続くあまたのフレアの大会、 そしてラスベガスを中心とする一流のフレア・バーの数々において、アメリカ はフレア界をリードし続けてきました。その中心にあったのが、アメリカに本 拠を置くフレアの世界組織、FBA(Flair Batenders Association)。しかし、気 が付けばアメリカ以外の国や組織も大きく成長し、いまやその勢力は本場アメ リカを凌駕しつつあります。 アメリカだけが中心ではない、という人たちが、FBAとは別に今年組織された のがワールド・フレア・アソシエーション(WFA)。ロードハウスは、WFAが主催 するコンテストとして、アメリカ以外にもフレアの大きな柱があることを見せ つけました。日本のフレア組織FBAジャパンも、その名の通りFBAの下部組織と して活動してきましたが、この世界の流れにあわせ、名称をANFA(アンファ) と変え、独立した組織として動き始めたようです。 ロードハウスから噴き出すフレアの潮流、みのがしてはなりません。 --[ 関連サイト ]------------------------------------------------------ ロードハウス・ワールド・フレア(DVD) https://www.naranja.co.jp/bar/web-pages/440 ロードハウス 公式ホームページ (外部サイト) ---------------------------------------------------------------------- ================== 2.バー巡り by S ================== 夏真っ盛り。うだるような暑さの中、皆様いかがお過ごしでしょうか? 私は今、とっても涼しい場所で素晴らしい景色を眺めながら、このメルマガ 書いています。果てしなく続く青い空。眼下に広がる雲の海。外の気温はマ イナス35度。そう、ここは高度1万メートル上空。ドイツ&チェコへ向かう 飛行機の中。とはいってもバカンスではなく出張です。毎年この時期はヨー ロッパに行かせていただいています。出張でもなければ海外などなかなか行 けないので、いつも貴重な経験をさせてもらっています。 ドイツとチェコはいずれも過去に出張で訪れたことがあります。街並みの美 しさは言うまでもありませんが、やはりこのメルマガをご覧いただいている お酒大好きな皆様が気になるのはビール!ですよね。どちらの国もとにかく ビールが美味い!そして安い!!老いも若きも男も女も昼間っから特大ジョ ッキで飲みまくり。チェコなんかは水よりもビールのほうが安いんですよ! そりゃ一人当たりのビール消費量世界一にもなるわけです。 とかなんとか書いてるうちに機内食の時間です。あのワゴンが来るとメニュ ーを聞き漏らさないように身構えてしまうのは私だけでしょうか?今でこそ スムーズにオーダーできるようになりましたが、海外行きたての頃は「チキ ン・オア・ビーフ?」が聞き取れず、あまりに分からないのである時、聞か れる前に「チキン・プリーズ!」と言ったら、そもそもチキンがメニューに 無く、非常に恥ずかしい思いをしたものです。あの頃は若かった・・・ さて、今回も例によって身構えていると、写真付きのメニューが無言で手渡 されました。あー最近はこういう感じなのね。分かりやすくていいけど、な んだか寂しい気分。「チキン・プリーズ」の声も心なしか空しく響きます。 そんなわけで若鶏のワイン煮はとっても美味なんですが、こんなテンション じゃ面白いメルマガなんて書けません。はてどうしたものやら・・・若鶏のワイ ン煮・・・のワイン煮・・・ワイン・・・すいませんワインいただいてもいいですか!? え?酒飲みながらメルマガ書くなんて不謹慎?そうですよね~仕事ですもん ね~。でももう「ワイン・プリーズ」って言っちゃったし、もう目の前にワ インあるし。じゃあ一人ですけど失礼して、はい、ルネッサ~ンス♪ いや、こうやって飲みながら書くのもいいもんですね。楽しいわネタになる わで一石二鳥。ご覧いただいている皆様が楽しいかどうかは怪しいところで すが・・・さて、一人ルネッサンスも決まったところでテンション上げて参りま しょう!しかし若鶏のワイン煮と赤ワインが絶妙過ぎ♪ 絶妙といえば最近バー巡りで行ったバーがまた絶妙でしたね。新宿随一、都 内でも有数の人気、そして40年超の歴史を誇る老舗バー「サントリーラウン ジ イーグル」。インターネットの某有名グルメサイトの都内バー部門でも、 銀座の名店などに混じり常にTOP20位圏内をキープしています。 場所は笑っていいともでおなじみ、スタジオアルタの真裏。時代を感じさせ る看板を横目に地下に降りていくと、そこは新宿の喧騒が嘘のような落ち着 いた時間が流れています。重厚でアンティークなカウンターや調度品。地下 とは思えない2階分ぶち抜きの高い天井には、豪華かつ巨大なシャンデリア が2基。そして圧巻はバーバックに積み上げられた古代の遺跡を思わせる石 造りの壁。セピア色の照明に包まれた空間は、初めてなのになぜか懐かしい、 そんな不思議な錯覚を覚えます。 客層は比較的ご年配のカップルが多く、一人客は自分だけ。バーテンダーは 30代、40代、初老のいずれも男性の計3名。どの方も年相応の落ち着きと適 度な気配りで、酔って騒ぐようなお客もおらず、非常にリラックスできます。 ここの売りはなんといってもウイスキーの値段。一番安いものでなんと250円! それ以外も300円から500円で多くのウイスキーがいただけます。 1杯目はとりあえず安くて味が想像できる「サントリーローヤル12年」をロ ックで。うーん普通に美味い。そしてウイスキー素人の私でも分かりやすい 味。しかし330円は安い。そして勧められるがままにスコッチウイスキーの 「グレンフィディック12年」を水割りで。フルーティーな甘みとウイスキー 独特の苦味で個性をはっきりと主張しつつもバランス良し。空きっ腹にウイ スキーだけだと危険なため、つまみに珍味カニミソバターを。レーズンバタ ーの蟹味噌版という感じで、これがまたウイスキーの芳醇な苦味と香りにベ ストマッチ!!そしてつまみの個性に負けないスコッチウイスキーの女王と 呼ばれる「ボウモア」をロックで。このスモーキーな香り・・・強烈だが上品な まろやかさで正に女王の風格。フレッシュフルーツのカクテルも定評有りと の事で、しめにたっぷりのスイカを使った「真夏のソルティドッグ」を。大 量のスイカを搾るだけでは飽き足らず、グラスが倒れるんじゃないかと心配 になるほど巨大な一切れを最後にオン。山形産のスイカは甘み抜群で、すっ 爽快。最後は大きなスイカにかぶりつき大満足。 この場所でこの値段、そしてこの雰囲気とこのお味。誰にでもオススメでき るナイスなバーでした。とりあえずウイスキーが飲みたくなったらぜひ!! --[ 関連サイト ]------------------------------------------------------ サントリーラウンジ イーグル(食べログ) (外部サイト) ---------------------------------------------------------------------- ================== 3.価格改定および新カタログ配布 ================== ナランハでは、8月1日より、商品価格の改定を行っております。 詳しくは、弊社サイト https://www.naranja.co.jp/bar/pages/no-longer-exists をご覧ください。 また、新しい価格を反映した新カタログを無料でお送りしております。 https://www.naranja.co.jp/bar/catalog-order よりご請求ください。 ================== 4.新商品情報・お知らせ ================== ★ロードハウス・ワールド・フレア 2007 https://www.naranja.co.jp/bar/web-pages/440 ================== 5.アルバイトスタッフ募集中! ================== ナランハでは熱意・やる気のあるスタッフを募集しています! 詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.naranja.co.jp/bar/pages/recruit ================== 6.8月の休業日のご案内 ================== 8月の休業日は2・9・13・14・15・16・17・23・30日となります。 ホームページ・E-mail・Fax等でのご注文は24時間受け付けておりますが、 お問い合わせへのお返事・商品の発送などは翌営業日以降となりますので、 予めご了承ください。 ================== 7.次回発行日のご案内 ================== 当メールマガジンの次号Vol.36は2008年9月4日(木)に配信予定です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行: 株式会社ナランハ https://www.naranja.co.jp/ https://www.naranja.co.jp/bar 執筆: N/S Copyright 2008 NARANJA Inc. 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