さて、皆様お待ちかね、「ナランハ 突撃インタビュー!」のお時間です。
縁あってお会いできたツイスターの皆様に、あつかましくもインタビューをお願いし、お答えいただことを記事にしてお届けしていきたいと思います。
今回はツイスターズ2017inいばらきのパフォーマンスコンテストにて見事に準優勝を勝ち取られた
「balloon noah(バルーン ノア)」さんです
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noahさんはキュートな雰囲気と元気いっぱいのキャラクターで関西を中心に活動されているパフォーマーさんです
では、はじめにnoahさんより簡単な自己紹介です
「関西を中心に、パフォーマンス、グリーティングで活動中のballoon noahです!小学校4年生からバルーンアートを始めキャラクターを中心に200種類以上のレパートリーを持ち、女性バルーンパフォーマーの中ではトップクラスの肺活量とスピードを誇ります。」
noahさんがバルーンを始められたきっかけは何ですか
「いつ初めてバルーンに触れたかは、私が本当に小さな頃だったと思うので記憶にないぐらいです。」
「ですが、外に出て公園でバルーンをひねり始めたのは、小学四年生からです。物心ついた頃から父が趣味でバルーンをやっていたこともあり、家には常にたくさんの風船があったので、バルーンに触るようになったのは当たり前なのかも知れません。」
「今までバルーンをひねり続ける決め手になったのは、小学四年生の学校でのお楽しみ会で、みんなの前で簡単なワンバルーンの動物を作って披露した時に、『すごーい!!』と言われ沢山の拍手を貰ったのが、今でも忘れられないぐらい嬉しかったからです。」

お父様の影響で小さな頃からバルーンに触れていらっしゃったんですね小学校の時に友達がいきなりバルーンをひねったら、尊敬のまなざしを向けていたことは間違いないです
沢山の友達からの拍手はとっても嬉しいですね
小さなころからバルーンには馴染みがあったnoahさんですが、"balloon noah"として活動されることになったきっかけはなんですか
「私は18歳の頃、学校や色々な事で悩みを抱えていました。そんな私を見るに見かねて父が「ツイスターズって言う風船のイベントが今度あるんやけど、一緒に行かへん??」と誘ってくれて、参加したのがツイスターズ2010in横浜でした。」
「そこで初めて生でバルーンパフォーマンスを見ました。初めて見た時は鳥肌が止まらず、涙が自然に流れてしまう程感動しました。」
「こんなことが風船で出来るんだ、風船ってこんなに面白くてカッコイイんだ!!とド肝抜かされ、自分が悩んでいたことなんか全て忘れて、パフォーマンスに魅了され、純粋に心から楽しみました。」
「私もこんな風に人の心を動かし、感動させ、見てる人を元気にしたい。ワクワクした気持ちを心に刻んで貰いたい。私もこのようにかっこよくなりたい!と思ったのがballoon noahとして活動するきっかけです。」

ツイスターズでバルーンパフォーマンスを見たのがきっかけだったんですねツイスターズin横浜が少女の将来を明るく照らすきっかけになったと知れば、当時参加されていた方々はすごく嬉しいでしょうね
これだと決めて突き進んでおられるnoahさんもまた、かっこいいです
noahさんが思い出に残っている作品、コンテスト、イベントはありますかよろしければその時のエピソードを教えてください。
「2010年のツイスターズも思い出深いのですが、私の中で人生が変わったと言っても過言ではない一番思い出に残っているのが、ツイスターズ2011in沼津でのパフォーマンスコンテストです。私はここで初めてコンテストに出場しました。」

翌年にはツイスターズに出る側に!素晴らしい
「音楽にがかかり、どんどんバルーンを口でふくらましひねっていくのを、客席で笑顔で見てくれている人もいれば、ポカンと口を開けてビックリした様な顔で見ている人もいた事を今でも覚えています。」
「表彰式では審査員特別賞と言う、素晴らしい賞を頂いて、『これからのバルーン界を引っ張っていく、そんなパフォーマーになってください』とプロの方々に言ってもらえたことがとても嬉しかったと同時に、いよいよスタートラインに立てたんだなと感じました。」

「コンテストに出場するために、捻ることや口でふくらますことを沢山練習したのを時々思い出します。」
「練習はとても大変でしたが、今思えば、コンテストでパフォーマンスを披露した後の、自分では想像もできなかった世界を、何となくボヤッと考えワクワクして、とても楽しんでたなぁと思います。」
一年前にパフォーマーを目指されて、コンテストに出場されたのですから、毎日相当練習されたのだろうなと想像できます。今では口でバルーンをふくらませると言ったらnoahさんと私の中であるくらい、やはり肺活量が素晴らしいと印象づいております!また、初めてのコンテストとなると不安や緊張で押しつぶされそうになりそうですが、練習時から楽しんでいたというのは本当にやりたい気持ちが強かったんですね
メンタルもお強い
いつも楽しそうにパフォーマンスをされているのが見ていて伝わってきます
noahさんが作品を作るとき、アイディアはどのようにして生まれますかまた、パフォーマンスする際の『こだわり』はありますか
「考え込むとなかなかアイディアが浮かんで来ないタイプなので、作品だけではなくパフォーマンスのことを考える時も、お風呂や寝る前に部屋でリラックスしている状態で、頭の中で何となく考えて『これや!』と思ったら、ざっくりでも良いので実行してみます。」
「何回か繰り返しその作品を作っていくうちに、作り方もですが作品やパフォーマンス自体も安定してくるので自分が納得するところまで頑張ってやり込みます。パフォーマンスにおいてバルーンの技術もとても大事ですが、私がパフォーマンスする際はメンタル的な部分にとても重点を置いています。」

「見てくれているお客さんが最大限に楽しめるパフォーマンスをする!と言うのをまず初めに考えます。かと言ってガチガチに気を張っていたら、お客さんがその堅い空気を感じ取ってしまい、心の距離が空いてしまいます…。」
『バルーンは楽しいんやで!』と言うのを伝えるためにも、私自身パフォーマンスをする際は最大限に楽しみます。自分で楽しすぎて、自然に笑ってしまうぐらい入り込んでしまうことがあったりします!」
「そうすると、その楽しんでいる気持ちがお客さんにも連鎖して会場の空気がとても温かくなり、お客さんも同じ様に楽しんで、そして心の距離が縮まります。」
「パフォーマンスする本人が心の底から楽しんでなければ、絶対にお客さんも楽しんでくれません。自分のパフォーマンスを『どうだ!凄いやろ!』と自慢して作品だけを見せつけるのではなく、『凄い楽しいで!だから一緒に楽しもうや!』と、balloon noahの作品だけではなく、パフォーマンスの空気や時間を楽しんでいただくと言う気持ちで、一回一回その瞬間を大切にしながらパフォーマンスをしています。」

自分が楽しむことで、周りも伝染して楽しくなる、興味を持つ。緊張はなぜかとても伝わってしまいますよね。分かっていても飲み込まれてしまいそうですが、そうならないのは普段からしっかり自分の気持ちに向き合って意識されているからなんだなと納得しました。とっても大切なことを改めて教わりました。ありがとうございます
さて、もっと聞いていたいですが、今回はここまで!次回の後編は8月9日(水)です!こうご期待!!