さて、皆様お待ちかね、「ナランハ 突撃インタビュー!」のお時間です。
縁あってお会いできたツイスターの皆様に、あつかましくもインタビューをお願いし、お答えいただことを記事にしてお届けしていきたいと思います。
今回はバルーンドレスにおいて国内外のコンテストで数々受賞履歴をお持ちの、「山北由香」さんです
では、早速ですが、山北さんより簡単な自己紹介です
「バルーンアーティストの山北由香です。編み込みが好きでドレスなどを中心に作品を作っています。」
編みこみが好きという強者の山北さんがバルーンを始められたきっかけはなんですか
「2003年頃に従姉がイベント先で貰ってきたハートの中に入ったプードルを見て、それまでバルーンアート作品に触れたことがなかったので『可愛い!』の次にまず思ったのが『どうやって作ってるんだろう??』と、さっそく次に日にバルーンアートのキットを買いに行って中に入っている作品の作り方を見ながらひねってみる・・・これが始めたきっかけです。」
なんという好奇心と探究心の強さでしょう素晴らしいですね!その行動力、尊敬します
では、それからバルーンの技術を磨くためにされたことはなんですか
「とにかくたくさん作っていました。キットの中の作品を作り飽きて、ネットでバルーンアートを検索したら最初に見つけたのはおやじさん(バルーンおやじさん)のページでした。」
「そこでまず衝撃を受け(笑)、楽しくて夢中で作っていたような気がします。」
「あとは人前で作ること。見られている緊張感の中で作ると鍛えられます(笑)最初の頃は汗だくになってました。今では見られていないとちょっと寂しかったりして・・・。」
私もバルーンアートを始めた頃、バルーンおやじさんのHPを拝見して参考にさせていただいていました。おそらく多くの方が通る道なんでしょうね!人前で作るのは、とても勇気がいることだと思います。山北さんは、結構自分を追い込むのが好きなタイプなんですね
沢山のコンテストに出られたと思いますが、思い出に残っている作品、コンテストやイベントはありますか
「まずは第一回目のツイスターズです。まだバルーンを始めたばかりでネットで色々と情報を漁っていたらナランハさんのところでツイスターズ開催を知って。参加させていただきましたが本当に衝撃の嵐で、、、バルーンアートってこんなに奥が深いんだとますます引き込まれていきました!!」
「もう一つ、2008年の「JBAN(Japan Balloon Artists Netwark)のファッションコンテストが思い出に残っています。」
「JBANで初めてバルーンドレスのコンテストが開催された年でこの時はたしか制限時間8時間?で制作したと記憶しています(間違っていたらごめんなさい)。」
「この時に大好きなデイジーさん(Daisy Balloonの細貝里枝さん)と同じコンテストに出られたこと、結果はデイジーさんが優勝、私は準優勝をいただく事が出来てそれもとても嬉しかったです。デイジーさんとメダルをかけて一緒に撮ってもらった写真は今でも大事な一枚です。」
「あとはWBC(The World Balloon Convention)で優勝できたことです。海外の大きな大会で色々な国の方達と一緒にコンテストに参加できるのもとても刺激になりました。」
WBCで優勝された作品はこちら!
スバラシイの一言です!!
第一回目のツイスターズは2004年に東京の板橋で開催されました。その時に参加されていたと聞いて、思わずツイスターズ2004年のギャラリーを確認してしまいましたが、お姿を見つける事はできませんでした。それからわずか4年でドレスコンテスト準優勝とは素晴らしいですね!お二人の写真、とっても素敵です。
作品を作るときに、アイディアはどうやって生まれますか? また、作品を作る際のこだわりや、ここを見て欲しい!というところはありますか
「アイディアは追い込まれたときに生まれているような気がします(笑)いつも作品を作りながらですね。限られた時間の中で、ギリギリの状態の方が色々と浮かんできます。」
「例えば、、、写真の傘のときは『もう作らないと間に合わない!!バルーンの傘、、、、どうしよう?!』と追い込まれた状態になったときに、『ビニール傘と組み合わせたら面白いんじゃない??ちょっとやってみよう。。』みたいに急に出てくる感じです。」
締め切りを作るって、自分を追い込むためにも大事ですね!この傘、初めて見たときにとても素敵で欲しくなりましたビニール傘とは暫く分からなかったのですが、分かったときに、良いアイディアだなぁと見入ってしまいました
それと、HPでアーティストの日向カンナさんとコラボされた動画を拝見いたしましたバルーンドレスにきれいな音楽と背景が組み合わさりとっても素敵だなと。今年の4月からはじめられたとブログには書かれていましたが、コラボされることになった経緯、また、この企画で今後どのような展開をお考えですかよろしければこっそり教えてください
「日向カンナさんとの出会いはお仕事で御一緒させていただいたのがきっかけです。」
「その時は同じ現場というだけでステージなどは一緒ではなかったのですが、、その後色々とお話をする機会があり、彼女のパフォーマンスや持っている世界観がとても素敵で。何か一緒に作りたいなぁと、、そんな話をしたらカンナさんも是非バルーンとコラボしたいと言ってくれて作品作りが実現しました。」
「お互いのスケジュールを合わせて制作、撮影など大変ではありますが楽しみながら作っています。」
「カンナさんは歌やダンス、そして私はバルーン。これまで全く別の世界で活動してきたのですが、お互いの良い所を引き出し合ってこれまでにない新しい世界観を作品にして残して行きたいと思っています。」
「違うジャンルのアーティストと話すと、例えば・・・バルーンに近過ぎて気が付いていなかったことなど違った目線での発見があったりしてとても良い刺激を受けられたりもしています。」
貴重なお話を聞かせていただきありがとうございます。今後も楽しみにしています
さて、話はガラッとかわりますが、毎回恒例の質問です。どのようにして風船を保存されていますか?おすすめの保管方法はありますか
「保管方法はいたってシンプルに袋のまま4段の引き出しケースに入れてあります。使いやすいように種類別に引き出しに入れているくらいで特別な保管などはしていません。(普通の答えですみません(笑))」
種類別に引き出しに入れるのは、とても分かりやすいですね入っている袋に入れておくのが、カラーも種類もわかりやすくていいいですね!
山北さんの 好きなバルーンの種類、好きなバルーンメーカーはありますか
「ドレスを作ることが多いので160のパールカラーは良く使うし好きです。クオラテックスもセンペルテックスもどちらも程よく使っています。ただ、センペルテックスの160のパールカラーが昔に比べて色の種類がとても少なくなったので寂しいです!!復活してくれないかなぁといつも思ってます。。ナランハさんの力でなんとか・・・期待してますっ!」
こちらの写真のドレスは廃盤になってしまったサテンパールを数色使われています。素敵
廃盤色があると、お客様からの悲痛な声が届きます。作品の可能性をつぶすのは惜しいということで、先日ナランハではアンケートで投票の多かったカラーを復活させる、廃盤色復活プロジェクトを行いました。そこでサテンパールピーチが復活となり、今月中旬にはシャンパンが復活となります。メーカーにもお客様の声を届けていきたいと思いますので、是非色んなお声をお聞かせください!期待にこたえられるように頑張ります
今力を入れていること、今後のご活動予定などございましたら教えてください。
「バルーンの動画作品はこれからも継続して作っていきたいと思っていますので動画作品をアップしたときには是非見ていただきたいです。たくさんの方にバルーンの魅力が伝わるようにこれからも頑張って行きたいです。」
動画は『SAKURA』、『Green power ~New first step~』、『Genesis』 、『Rainy season』 、『Star FestiVal』 を公開されています。作品名をクリックしてご覧いただけます。
皆様、定期的にホームページを要チェックです最後に、是非伝えたい!!と言うことがありましたら、どうぞ
「伝えたいというよりは勝手にコレクションしているポンプです(笑)」
「持っていないポンプを見つけると買ってはいるのですが、きっとまだまだ私の知らないポンプがたくさんあるんだろうなぁと・・・。珍しいポンプを知っていたら教えてください~!」
お忙しい中沢山のお話を聞かせていただき、ありがとうございました!今後も山北由香さんのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
山北由香さんのホームページは「バルーンアーティスト山北由香オフィシャルサイト 」よりご覧ください。素敵な動画も随時更新されています。また、写真に載っていないポンプを見つけたら、是非、山北さんへご一報を!!ついでにナランハへもお願いします。
さて、次回の突撃インタビューは風船芸人 松下笑一さんです9月25日をお楽しみに!!