さて、皆様お待ちかね、「ナランハ 突撃インタビュー!」のお時間です。
縁あってお会いできたツイスターの皆様に、あつかましくもインタビューをお願いし、お答えいただことを記事にしてお届けしていきたいと思います。
今回は今国内外のメディアで引っ張りだこの若き実力者
「松本壮由(まつもと まさよし)」さんです
※写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。
松本さんはオリジナル作品が完成するとTwitterやご自身のHPで公開され、それがリアルで凄すぎる!と話題を呼んでいる今大注目のツイスターさんです。
では、はじめに松本さんより簡単な自己紹介です
「はじめまして。松本と申します。千葉県在住、バルーン歴7年、平日はメーカーで研究員をしています。『リアルなバルーンアート』を目指して作品を作っています。」
松本さんがバルーンアートを始められたきっかけはなんですか
「大学1年生の頃、所属していたジャグリングサークルの先輩から教わったのがきっかけです。」
「動機こそ『ジャグリングより簡単そうだから』というクソみたいなものでしたが、やってみると意外に奥が深く、だんだんと底なし沼にのみ込まれていきました。」
ひねり方一つ、ひねる大きさ一つで表情とかまったく違ってくるんですよね。素人目からも分かるくらい素晴しい完成度と感じます。特にウサギさんは丸っこいシルエットに心癒されます
どうやってここまでの素晴しいクオリティーのものを作れるようになったのですか
「最初の頃は作り方紹介サイトなどを参考に、他人の模倣に明け暮れてました。」
「そこから他人のアレンジ→自分のオリジナル、という風にステップアップしていきました。かれこれバルーンを始めて7年くらい経ちますが、自分の作風と言えるものが出来たのは、ここ1年くらいからだと思います。」
そうなんですね!ますます今後も楽しみですでは、松本さんが 思い出に残っている作品、コンテスト、イベントはありますかよろしければその時のエピソードを教えてください
「今年の6月に、生まれて初めてテレビに出たことですね・・・。TokyoMX のモーニングクロスという番組です。実は入院明けで体調不良が酷かったので、完全に目が死んでいました。」
「作品に関しては、イグアナ・スズメバチ・タコ・カブトムシの幼虫が特に思い出に残っています。」
「作り方を確立するまでにかかった時間は1時間~1カ月とバラバラなのですが、どれも無駄なパーツを無くし、シンプルかつ完成度高く作れたので、とても嬉しかったです。」
入院明けにテレビ出演だとは見ている方には分からなかったでしょうが、万全の状態でなかったのが残念ですね。お体ご自愛ください。このカブトムシの幼虫を見たときの衝撃は忘れません!先っぽが透けて色づいている・・・と思ったと同時に本物像が重なり、思わず目を背けてしまいました。
作品を拝見すると、どうぶつや爬虫類がお好きなんだなと感じました。作品を作るときに、アイディアはどうやって生まれますかまた、作品を作るときの『こだわり』はありますか
「生き物は基本的に好きですが、特に爬虫類と昆虫が好きです。アイデアは試行錯誤しているうちに出てくることが多いですね。」
「こだわりは、『なるべく実物の雰囲気を残す』ことです。(架空の生物を作る時も、なるべく『生き物の生々しさ』みたいなものを付与するようにしています)」
「例えば実際にイモムシを見たとき、「かわいい」「キモい」「怖い」「撫でたい」などなど、感じ方は人それぞれですが、そういったことを、僕がバルーンで作ったイモムシの中にそっくりそのまま感じてもらえれば大成功です。」
松本さんの色んな作品のお写真を拝見していて、「ぎゃあ!(主に虫を見たとき)」とか「かっこいい!(主に鳥類を見たとき)」など自分が本物を見たときと同じような感覚になっていたことを思い出しました「風船でつくられた」という驚きより先に感情が入る感覚、大成功ということで間違いないですあとは、何でこれを作ろうと思ったのかな?(特に下の写真2個目の三葉虫)と不思議に思うこともありますが、そんな気持ちになったことを振り返って笑ったりします。見ていて色んな感情が動くので、面白いです
最近特に沢山のメディアに取り上げられていらっしゃいますが、何か以前と比べて変化はありましたか
「取材などで休日が忙しくなりました。(嬉しい悲鳴ですが)最近はほぼ毎週撮影をしています。」
確かに、たまにバルーンアートのことを取り上げられている番組をみると、もれずに松本さんの作品が紹介されていますので、さぞお忙しいこととお察しします。それだけ大きく評価されることなんて普通はあまりないことなので、素晴しいです
では、毎回恒例の質問なのですが、どのようにして風船を保存されていますか?おすすめの保管方法はありますか
「衣装ケースに入れて押入れに突っ込んでいます。(参考にならなくてごめんなさい)」
押入れに保管するという方法は紫外線や湿気などから守れるので、実際に劣化をすぐ感じることは無いと思いますし、手軽なので良い保管方法だと思います
そんな松本さんが好きなバルーンの種類、好きなバルーンメーカーはありますか
「完全にセンペルテックス派です。」
「持っているバルーンの9割くらいはセンペルテックスです。(リンコルーンロングのブラックと、160s、360sのグレーが出てほしいです…)」
160Sと360Sのグレーは現在メーカーで製造されておりませんので、現時点で復活は厳しいのですが、リンコルーンロングのブラックについてはメーカーにて製造され始めましたので、導入に向けて対応したいと思います!貴重なご意見をありがとうございます!
では、今力を入れていること、今後のご活動予定などございましたら教えてください
「今後もテレビ出演やグッズ発売など色々ありますが、まずは11/22(日)にデザインフェスタに参加します。お時間があれば是非!スペースはF-92です。」
22日は日曜日ですので、ご予定がまだ無い方、松本さんの作品を生で見たい方は是非お立ち寄りください
では、最後に是非これを伝えたい!!と言うことがありましたら、思いっきりどうぞ
「自室で一人黙々と作品を作るのが好きなタイプなので、ツイスターの皆さんと交流する機会は今後も殆ど無いと思いますが、作品置き場(Tumblr)はかなり頻繁に更新しています!お時間があるときに、是非是非アクセスしてください!」
もしかしたらナランハの店舗スタッフが一番お会いしているかもしれませんね!今回はお忙しい中、インタビューにご協力いただき、本当にありがとうございました松本さんのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
松本さんの最新の作品は「isopresso(バルーンアート作品置き場)」やTwitter(@Isopresso)でご確認いただけます!また、松本さんの作品の作り方を紹介したページ「Isopresso」もありますので、是非挑戦してみてください
次回は11月27日、Balloon Milkの長田妃沙子さんに突撃です乞うご期待