こんにちは!マツポンです
本日のナランハブログは皆さんお待ちかね、「サイトスワップの基礎 その2」です!
「サイトスワップ??」という方は、前回のナランハブログをご覧ください。
さて、今回のテーマは前回予告したとおり
サイトスワップがもつ特徴、数字で表す利点
です
では早速、サイトスワップが持つ代表的な特徴を紹介します
それは・・・
「各数値の平均値が、扱っているボールの個数になる」
「・・・・・・?」
という方、実際のサイトスワップを例にして一緒に考えてみましょう。
423というサイトスワップではどうでしょうか?
4と2と3の平均は・・・"3"、つまり3ボールのサイトスワップとなります
それでは561だとどうなるでしょう?
8447741では?
正解はそれぞれ、4ボール、5ボールとなります
どうでしょうか?なかなか面白くなってきたのではないでしょうか?
このように、数字でジャグリングを表すと、「投げる高さ」「投げる個数」などがわかり、より技を理解しやすくなります。
ちなみに、もう少しマニアックなお話しをすると・・・
(数字が苦手な方はご容赦ください)
投げる高さの比率もサイトスワップから読み取ることができ、その比率は数値から1を引いた値を二乗したものの比となります。
具体例として、5ボールの技、744を取り上げてみると・・・
7の高さ : 4の高さ : 4の高さ = (7-1)^2 : (4-1)^2 : (4-1)^2
7の高さ : 4の高さ : 4の高さ = 36 : 9 : 9
通分して・・・
7の高さ : 4の高さ : 4の高さ = 4 : 1 : 1
となります。
つまり、744をきれいに続けるためには、7の高さを4の高さの四倍になるよう投げればよい、ということになります。
この情報はなかなか練習に役立つのではないでしょうか?
このように、ジャグリングをサイトスワップで表すことにより、さまざまな利点があります。
前回、今回と2回にわたってサイトスワップの基礎をお伝えさせていただきました。
皆さんがこのブログをみてサイトスワップの考え方を実践してくれればうれしい限りです。
サイトスワップの基礎は今回で一区切り。次回からは応用編ということで、サイトスワップを利用したパターン(技)の作成などなどを解説していきたいと思います。お楽しみに!
マツポンよりお届けいたしました
※今回はボールジャグリングとしてサイトスワップを解説いたしましたが、リング、クラブなど、投げるものであればどんなものにもサイトスワップは適用可能です。