さて、皆様お待ちかね、「ナランハ 突撃インタビュー!」のお時間です。
縁あってお会いできたツイスターの皆様に、あつかましくもインタビューをお願いし、お答えいただことを記事にしてお届けしていきたいと思います。
今回はツイスターズ2016inひろしまのパフォーマンスコンテスト覇者!コック姿で大人も子供も楽しめるパフォーマンス『バルーンクッキング』でお馴染みの
「風船師 ヨッシー」さん(以降ヨッシーさん)後編です
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前編をまだご覧でない方は、7月13日に掲載の「ナランハ 突撃インタビュー その14 ~ 風船師 ヨッシー 様 ~ 前編」をご覧ください
前編はヨッシーさんがパフォーマーになるまでの生い立ちや、今年のツイスターズでのお話しをお伺いしました。今回は、ヨッシーさんのパフォーマンスに対する想いやこだわりに迫りたいと思います!!
作品やパフォーマンスのアイディアはどのようにして生まれますか
「ストリート時代は、自分で思いついたものを作ったり、お客さんのリクエストを聞いてそれを作るといったことをやっていました。自分では、そのころに色々なことをして、ヨッシーらしい作品の元が出来たと思っています。」
「現在も、こんなん出来るかもと思って作ることもありますが、プロに転身してからは『こんなパフォーマンスがしたい!だからそのためにはこの作品がほしいから考えよう!』と言った形で新しい作品を考え始めます。」
「でも、試作をしても、頭に思い描いた出来上がりの絵と近いものができることは中々ありません。ですが、見る角度を変えたときに違うものに見えたりすることがあって、その時はそっちに考え方を変えて作り始めます。なので、なかなか新しく良い作品ができることはないのでうまくいったときは『天使が降りてきた』って思ったりしています。」
確かにひらめく瞬間ってありますよね!それにしても「天使が降りてきた」は可愛い表現ですね。私つい先日同じようにひらめいたことを「神降臨!!」ってブログに書きましたが、この色気のない言葉のチョイスを少し後悔しています。
「あと、最近では自分の子どもリクエストやこれが出来たら喜ぶかなぁと思って新しい作品考えることもあります。おかげで女の子の顔を可愛く書けるようになりました。(今回の一寸法師もそのおかげで可愛くできました。)今の目標は、娘のプリキュア、息子の電車です。今回のツイスターズのBAMPさんのコンサートの時にプリキュアが出てきたときは、普通にお父さんとして感動しちゃいました。」

「そしてコンテストの時はカトルとは別に所属しているグループのメンバーや家族に見てもらっていろいろと意見を聞くこともしています。家族はもちろんですが、良いところは良い、悪いところは悪いと言ってくれ、自分の気づかない角度から意見を言ってもらえるのでとても有難いです。」
お子様がいると、子供に人気のキャラクターを作成する機会が増えてとてもいい練習になりますね!ご家族もそうですが、ヨッシーさんには支えてくださる沢山のお仲間がいらっしゃるんだなと羨ましく感じます
では、ヨッシーさんがパフォーマンスする際の『こだわり』はありますか
「自己紹介のときに書きましたが、パフォーマンスはバルーンのみですることにこだわっています。」
「あと、ヨッシーのパフォーマンスの目標の一つに『夕ご飯のときにヨッシーの風船こんなんやあんなん出てきて楽しかったねぇ』って話をしてもらうと言うことがあるので、対象はお子様とそのご家族です。なので・・・
- 安心安全であること!
お子様がマネして事故になってはいけないのでバルーンの剣飲みはしない、バルーンを飛ばしたときにそれを取りにお子様が群がって小さなお子様がケガをするかもしれないのでバルーンは飛ばさない。切ったバルーンは必ず持って帰って『みんなもゴミが出たら自分で持って帰るかごみ箱に捨てるかしてね』と言っています。 - 小さなお子様でも分かりやい内容にすること!
ウサギの好きな食べ物はニンジン、ニワトリの子どもはヒヨコとかですね。 - みんなで楽しい空間にするために分かりやすいボケポイントを作ってお客さんたちにつっこんでもらう!
ゾウの鼻が短かったり、魚を釣ると言いながらカッパを釣ったり・・・。 - 基本的にキャラクターは出さない!
これは基本イベント出演のご依頼が多いのでそこで出してはいけないキャラクターがあるといけないと思って始まったこだわりです。ご依頼の時にこのキャラクター出してくださいと言ったご依頼であればできるものはパフォーマンスに織り交ぜます。 - 最後にみんなで1つの楽しい時間を共有できるようにパフォーマンスを作る。

でも、これはあくまで念には念をいれてと考えてできた僕のこだわりなだけです。」
「キャラクターものを出した方がお客さんの反応は良いですし、バルーンを飛ばした方が高さや幅が出て華やかに見せることもできます。そう言った内容のパフォーマーさんもたくさんいらっしゃいますし、その方のパフォーマンスを見てすごいなぁとも思います。なので、これからパフォーマンスを始める方は、いろいろな方のパフォーマンスを見て、共感できるところをマネしてみるのも良いと思います。」

素晴しい。そういえば、パフォーマンス中は必ずバルーンのゴミはポケットに入れられているか、自身のコンテナの中に入れられていますね!バルーンの端っこも大切に使おう!ということかと思っていましたが、私は大切なことを忘れていました・・・。ヨッシーさんのパフォーマンスはお父さんお母さんが安心してお子様に見せられますね!私も子供ができたら一緒に見に行きます!
その前に結婚ですが・・・。
パフォーマンスや教室の講師など、多方面でご活躍中とお伺いしました。実際に教室に行きたい!またはパフォーマンスを見たい!という方は何処に行けばヨッシーさんに会えますか
「バルーンシュウ、アキ、リーダーと4人で組んでいる『関西風船集団カトル』のHPもありますが、2012年から更新できていません。(更新を担当しているのは僕なので、これを機会に再始動しようと思っていますが、さて、いつになるやら…)ですが、記載のメールアドレスにご連絡いただければご対応させていただきます。【balloon_chef_yossy@yahoo.co.jp】」
「また、今、バルーン教室をしているスタジオが7月いっぱいで閉鎖することになり、現在新しい場所を探しております。現在いる生徒さんや今後バルーンに興味を持たれる方のためにも教室は継続していきたいと考えております。バルーン教室に興味のある方も上記のメールアドレスにお問い合わせください。」
ヨッシーさんに教えてもらえるチャンスです!是非教えて欲しい!教室行きたい!という方は直接上記のメールアドレスにお問合せください
さて、毎回恒例の質問なのですが、どのようにして風船を保存されていますかおすすめの保管方法はありますか
「いろいろな方法で保存されている方がいらっしゃると思うのですが、僕はずぼらなので衣装ケースにサイズ別に入れているだけです。」
「ただ、その部屋は日当たりが悪く、夏もそれなりに涼しいので冷暗所にはなっています。あと、在庫管理だけはちゃんとしないといけないので、購入順から袋に番号を記入して、チェック表と合わせて古いものから使っていくようにしています。」
「でも在庫管理が甘いのか奥からパッケージデザインの違うバルーンが出てくることがあります。まぁ、その時はまた見つかると面白いのでそのままそぉっと奥にしまい直します。」
いやいや、古いものから使われているなんて理想的じゃないですか!違うパッケージのものが見つかったときの「やってしまった感」をあえて楽しまれているそのポジティブさ、見習います!
ちなみにヨッシーさんは好きなバルーンの種類、好きなバルーンメーカーはありますか
「バルーンのメーカーさんはクォラテックスさんで統一しています。それは、僕の性格上すべての色やサイズを集めて持ち歩きたくなるので、たくさんの色のあるセンペルテックスさんでは大変なことになると考えたからと、JBANではクォラテックスさん限定なのでツイスターズとJBANに対応できるようにするためでもあります。」
なるほど!確かにセンペルテックスとクオラテックス両方のカラーを全色そろえると大変なことになりますね。
「でも、今回の優勝賞品でセンペルテックスさんもいただいたので、最近センペルテックスさんも触っています。それと、ジュエルカラーは使わないようにしています。それは『透けている=割れやすい』と言うイメージになりそうなので、プレゼントする方にできるだけバルーンの割れるイメージを持たせないためです。ただ、クォラテックスさんのオニキスブラックとダイヤモンドクリアは透けますが代わる色がないので使っています。」
「好きなバルーンの種類は、ゴールデンロッド(山吹色)ですね。キリンやライオンなどイメージが黄色い作品はもちろん、イエローより落ち着いているのでクマやプードルなどどんな作品にも対応できるし、男の子女の子問わず使えます。なので自分の中では『魔法の色』と思っています」

魔法の色!!また素敵な表現ですね。これも私の辞書に入れてもいいでしょうか?
確かに海外の有名なクマのキャラクターに使えます。参考になりました!!
さて、ではヨッシーさんが今力を入れていること、今後のご活動予定などございましたら教えてください!
「今までイベントパフォーマーとして活動していましたが、大道芸に挑戦しています。」
「大道芸にはイベントと違う難しさもありますが、その刺激により生み出される新たなアイデアが出てきたりして楽しいんです。現在、UCW(ユニバーサルシティーウォーク)さんと梅田ロフトさんに登録して大道芸をさせていただいております。イベントでのパフォーマンスとは少し違いますが、お近くにお越しの際は見に来てください。」
もっと身近にヨッシーさんが見れるチャンスですね!イベントのパフォーマンスとも違うなら、もうこれは見に行くしかないですね!
「あと、ツイスターズでは、今では数少なくなった皆勤賞なんです。なので、元気に活動出来ている限り皆勤賞を続けたいと思います。」
ツイスターズ第一回のギャラリーを見返しました!ヨッシーさん含め沢山の方々がいらっしゃり皆様と育んできた歴史を感じます。
では最後に是非伝えたい!!と言うことがありましたら、どうぞ!
「ヨッシーはバルーンアーティストではなく、バルーンパフォーマーです。」
「なので、パフォーマンスを始め、コンテストでも何か仕掛けを作って皆さんに楽しんでいただきたいと思っております。そして、コンテストの場合結果がどうあれ、『楽しかったよ』と言われると次も頑張ろうと思うので、ヨッシーを見るときはぜひ楽しんでください。」
「そして、バルーンやパフォーマンスの話しはもちろん、パパやママとなった方と子育ての話などバルーン以外でもお話しをするのは大好きです。なので、お気軽にお声かけてもらって良いので、楽しい話をいっぱいしましょう。」
「最後に、バルーン業界でもご結婚、パパやママになった方が増えてきました。なので、旦那さんや奥さんそして子どもに自慢してもらえるようにみんなで頑張っていきましょう!」
お忙しい中、インタビューにご協力いただきありがとうございました!ヨッシーさんのますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
ヨッシーさんはイベントでのパフォーマンスのほか、バルーン教室、大道芸と幅広くご活動されております!コックのハットを被ったバルーンパフォーマーが現れたら、是非足を止めてみてください♪ほっこり楽しい気持ちになること間違いありません。
さて次回の突撃インタビューは9月14日(水)です。どなたになるのか乞うご期待!!