投稿
2018年9月12日
執筆
チャーリー

ナランハ 突撃インタビュー その27 ~ バルーン&マジックまーち ~様 前編

さて、皆様お待ちかね、「ナランハ 突撃インタビュー!」のお時間です。ぱちぱち

縁あってお会いできたツイスターの皆様に、あつかましくもインタビューをお願いし、

お答えいただことを記事にしてお届けしていきたいと思います。笑顔*ハート

今回は、あるときはバルーンとマジックの華麗なパフォーマー、

またある時は素敵な歌のおねえさん。

バルーン&マジックまーち」さんですパチパチ

※写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。

バルーンアンドマジックまーちさん

まーちさんは、子供から大人の方まで楽しんでいただける夢のあるステージを

多くの方にお届けしているパフォーマーさんです。ハート


では、はじめにまーちさんより簡単な自己紹介ですお辞儀

はい。関東圏を中心にバルーン&マジックのパフォーマンスをしております、まーちです。ご依頼があればバルーン装飾やギフトなども手掛けています。その他、イベントのMCや歌のお姉さんとしても活動しています。


まーちさんがバルーンを始められたきっかけはなんですか?

歌のお姉さんとして舞台に立っていた時「コンサートの中で歌や手遊びの他に、何か楽しいものを取り入れたいな・・・」という感じで知人に基本のバルーンを習ったのが最初でした。ただ、もともと物を作ったり、迷路やパズルが好きだったせいもあって基本のものは2日くらいでほとんど作り終えてしまったんです。そこで「もっと他に作れるものはないのかな」とインターネットで検索していたところジャッキィさんのサイト「キュッとバルーン」に行き当たりました。その時は衝撃でしたね~。すごくびっくりしました。 今、自分が手にしているただの細長い風船がこんな形にはてなって。(笑)

まーちさんパフォーマンス

私が始めた8~9年前はHPやSNSで作品を公開されている方もそれほど多くはいらっしゃらなかったんですが、そこからはバルーンおやじさんやバルーンシュウさん、Syanさん・・いろいろな方の作品を検索したり見よう見まねで作ってみたりして最初の1年は360日くらい、毎日4~5時間はひねっていました。今思うと怖いです。(笑)汗


"バルーンパフォーマー まーち"になられたきっかけを教えてください!

単純に3月生まれなのでMarchと。あとは小さな子供たちの一番好きなリズムがマーチ(1、2、1、2の行進曲のリズム音符)なので。最初はアルファベット表記だったのですが、あまりに「なんて読むんですか?」って聞かれるので、それならいっそだれでもが読めるひらがなにしちゃえ・・と言う事で「まーち」にしました。


思い出に残っている作品、コンテスト、イベントはありますかハテナよろしければその時のエピソードを教えてください。

そうですね~。いろいろありますが、やはりツイスターズですね。初めてインストラクターをさせて頂いたのがツイスターズ2011in沼津だったんですが、実はこの時、私自身まだバルーンを初めて2年目だったんです。今思うと冷汗なんですが(笑)その頃はまだ怖いもの知らずというか、世間知らずというか・・大先輩ばかりの中、よくやりましたよね。今も作っているテディ・ベアの講座だったのですが、募集後すぐに満席を頂いたんです。まだ本当に無名の時期に、私の作品を見て作ってみたいと沢山の方に思っていただけたことが、本当にうれしかったです。

お蔭さまでその後もツイスターズの講座は毎回満席をいただけています。

テディベア

作品を作るときに、アイディアはどうやって生まれますか?また、パフォーマンスする際の『こだわり』はありますか?

作品は先に作りたいものやテーマがあって、そこへ近づけていくという感じです。その時ほとんど他の方のバルーン作品は見ないので後から被りがないか検索したりするときに、もっと効率的なやり方を発見して「あ~~そういう手があったのか~」ということも多いです。普段はバルーン以外のアート作品や写真などからインスピレーションやアイディアをもらっています。あ、筋肉図解とか骨格標本骸骨も大好きです。

パフォーマンスに関しては、お客様とのやり取りを常に意識しています。楽しいのが一番だと思っているので、ステージの時には技術とか二の次でワクワクしてもらえる構成を考えます。マジックを取り入れたのもそのためで、マジシャンがカードを使うマジックをカードの部分を風船で再現したりすることで、バルーンにあまり興味のない大人の方にも、ちゃんとバルーンも見てもらいつつ楽しんでいただけるようになりました。始めたころは頭が固くて、バルーン以外のものを使うなんて・・と思っていたのですが、お客様にとっては、楽しんでもらうことが一番大事ですから。お客様にも楽しんでいただけていますし、自分自身も今のパフォーマンスのスタイルが一番気に入っています。

バルーンアンドマジックまーちさん

もっとお話しを聞いていたいですが、前編はここまで。続きは次回10月17日(水)配信予定!こうご期待!にやり

コメント・続きを読む
投稿
2018年8月8日
執筆
saki

ナランハ 突撃インタビュー その26 ~ May(メイ) ~様 後編

さて、皆様お待ちかね、「ナランハ 突撃インタビュー!」のお時間です。ぱちぱち

今回は前回に続く後編!全米大会のパフォーマンスコンテストにて2度の受賞歴を持ち、関西を中心にご活躍されている女性パフォーマー

May(メイ)」さんですパチパチ

※写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。

メイさん

前編をまだご覧でない方は、7月11日に配信の「ナランハ 突撃インタビュー その26 ~ May(メイ) ~様 前編」をご覧ください音符

前編ではバルーンとの出会いやお名前の由来など、過去のMay(メイ)さんのことを色々お伺いしました!今回は現在のMayさんについてお伺いしています応援


May(メイ)さんが自分で作る作品の中で、一番好きなものは何ですか?

『鳳凰(ほうおう)』ですね。数々のコンテストやイベントで一緒に頑張ってきた相方みたいなものです(笑)

鳳凰

※鳳凰は、中国神話の伝説の鳥、霊鳥。(ウィキペディア参照)

いつもかっこいいなーと拝見しています!確かにパフォーマンスの一部になっている作品は、相方のようなものですよね音符


以前衣装は自作とお伺いしたことがあります!お気に入りの一着はどれですか?お気に入りどころ、見どころを教えてください♪

「衣装は、ほぼ既製品で一部自作です!」

一部でしたか!失礼しました!!

「デビュー当時の衣装は、今はもう着る勇気がないですー笑 ハート。フリフリでやってました。写真で衣装の変化をお楽しみください!」

「デビュー当時です。恥ずかしいポッ 恥ずかしいよ~

メイさん~デビュー当時

「イベントの企画でティンカーベルにもなりました。」

メイさん~ティンカーベル

「和風スタイルの初期ですね!」

メイさん~和風スタイル初期

「この時のイベントで金髪のカツラを忘れた事をきっかけに、金髪を辞めました(笑)

メイさん~地毛デビュー

「この帯をtwist&shout2018の為に自作しました。」

メイさん~自作の帯

実物を拝見しましたが、とっても素敵でした!!

「そして現在です。」

メイさん~現在

衣装と一緒に歴史を振り返られて、楽しかったです♪色んな衣装を着られていたんですね!金髪当時の写真をみて、あの可愛らしい方はMay(メイ)さんだったのかと、今更気づきました・・・。すみません!!汗


さて、定番の質問です!どのようにして風船を保存されていますか?おすすめの保管方法はありますかプーさん  はてな

「購入した袋のまま、衣装ケースに入れて保管してます。あまり在庫をかかえないように、数ヶ月で使い切るようにしてます!」

素晴らしい!保管も大切ですが、使い切るのが一番ですよね♪


好きなバルーンの種類、好きなバルーンメーカーはありますか?

「好きというか、1番使用率が高いのはセンペルテックスのスタンダードカラーですね!ショーでもグリーティングでも1番使用してます。」

「あと、ハートはクオラテックス使ってます!形が好きです。どちらのメーカーも用途に応じて使い分けてます!」

クオラテックスの小さいハートはコロッとした形が可愛いですよね!センペルテックスも沢山お使いいただいていて、嬉しいです!


ご活動されている内容で、一番好きなもの、力をいれているものは何ですか?それはなぜですか?

100%パフォーマンスです!!

「やっぱり最初に見た、バルーンアーティストMOGUさんやアキさんのパフォーマンスを見て、バルーンに感動したのではなく、MOGUさんアキさん自身に感動したからですね!私もそこ目指してます!」

「バルーンって、とっても素晴らしい魅力のある魔力のあるアイテムだと思っています。」

「その魅力・魔力に頼ったパフォーマンスはしたくない!←これは師匠からの教えです!私も同じ想いですね。」

「『またMay(メイ)さんのバルーンを見たい』って言われるより、『またMay(メイ)さんに会いたい』って言ってもらえたら嬉しいですね!」

なるほど。師匠の教えもしっかり受け継いで、芯を持ってパフォーマンスされている気持ちがとても伝わりました。とてもかっこいいです!


最後に是非伝えたい!!と言うことがありましたら、どうぞ!どうぞなもやりん

「前回4つ目の質問でお伝えした、提供する『時間』。」

「その『時間』の中で私がこれから伝えたいことは、分かりやすく言うと映画ズートピアでウサギのジュディか言った言葉、『誰でも何にでもなれる。』ということ。」

「専業主婦だった私は32歳でバルーンアートに出会い、33歳からパフォーマーになり、34歳でシングルマザーになり39歳で全米チャンピオンになった。」

「バルーンアートに限らず、何かをやりたいけど年齢や環境などの関係で躊躇(ちゅうちょ)していたり、ほんの少しの一歩が踏み出せずにいる方々に、とにかくやってみよう!って気持ちが伝わって行動に繋がる事が広がっていけば嬉しいですね!」


この度はお忙しいなかご協力いただきありがとうございました!May様の益々のご活躍を心より祈念いたします。

さて、次回はどなたに突撃となるのか・・・こうご期待!!!きらん

コメント・続きを読む
投稿
2018年7月11日
執筆
saki

ナランハ 突撃インタビュー その26 ~ May(メイ) ~様 前編

さて、皆様お待ちかね、「ナランハ 突撃インタビュー!」のお時間です。ぱちぱち

縁あってお会いできたツイスターの皆様に、あつかましくもインタビューをお願いし、お答えいただことを記事にしてお届けしていきたいと思います。笑顔*ハート

今回はバルーン全米大会のパフォーマンスコンテストにて2度の受賞歴を持ち、関西を中心にご活躍されている女性パフォーマー

May(メイ)」さんですパチパチ

※写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。

バルーン_メイさん

May(メイ)さんは華奢で美しい見た目からは想像つかない大胆な動きのパフォーマンスが魅力的なパフォーマーさんです!ハート


では、はじめにMay(メイ)さんより簡単な自己紹介ですお辞儀

「皆さま、こんにちは!Mayです。大阪生まれ大阪育ち!バルーンアート歴8年、パフォーマー歴7年!ステージショーを主に世界中で活動してます!」


May(メイ)さんがバルーンを始められたきっかけは何だったんですか?

「2010年8月に近所のショッピングモールで『バルーンアーティストMOGU』さんのバルーンショーを見て衝撃を受け、そこから2ヶ月後の10月に師匠となるバルーンパフォーマーアキさんのショーを観に行き、アキさんが大阪でバルーン教室をやっていると知り、バルーンアートを習い始めました。」

なるほど!お二方のショーに影響されて、バルーンの世界に!次々目の前で出来上がるバルーンの作品と、楽しい気持ちにさせてくれるショーの2つが重なって、心踊らされる気持わかりますハート♪


May(メイ)としてご活動されるようになったきっかけを教えてください!

「趣味で始めたバルーンアート。仕事にするつもりなど全くありませんでした。」

「習い始めて3ヶ月経った頃に、思いのほか上達が早かったようで、アキさんからの勧めで風船配りのお仕事をさせていただいたのが最初のお仕事です。」

「その時に芸名を『May(メイ)』にしました。名前の由来もいろんな人から聞かれるのですが、特にこだわって付けた名前ではないんです苦笑い

「本名とは全く関係なく、その初グリーティングのお仕事を決める時だったので、『今日中に決めて!』って感じで、当時mixiを『みにぃ』というニックネームでやっていました。『みにぃ(ミニー)」はさすがにNGということで・・・。苦笑いシェリーメイの『メイ』にしました!」

「改名したいなぁと何度か思いましたが、なかなかタイミングもなく、今に至ります!」

「本名から『麗(レイ/Ray)』とかにしたいなぁとか思ってましたが…今更ダメですよね!!!??」

もう「May(メイ)」さんとしての知名度があると思いますので、もったいないかと!でも「Ray(レイ)」さんでも芯の強い美しさのイメージは壊れませんね!この際、キャラによって使い分けてもいいかもしれませんねいいね!


思い出に残っている作品、コンテストやイベントはありますかハテナよろしければその時のエピソードを教えてください♪

「私が最初に出たコンテストは、ツイスターズ2014札幌大会でした。ワンバルーンとツイスト15にエントリーしました。初出場で3位と準優勝をいただきました!」

「その時に作ったのが、『ヒツジ』です。ワンバルーンのヒツジと、ツイスト15のヒツジ。特にワンバルーンは、あるグリーティングの現場で子供にヒツジ作って!と言われて、その時私のレパートリーの中にヒツジは無くて、断ってしまったんです。」

ヒツジ
ヒツジ_ツイスト15

「その後、どうしても断ってしまった事が悔しくて申し訳なくて、試行錯誤して出来上がったヒツジをコンテストに出しました!結果3位をいただき嬉しかったです!」

ツイスターズ2014表彰式

「パフォーマンスのコンテストではtwist &shout2017とtwist &shout2018ですね!」

「2014年からツイスターズ以外にも国内大道芸コンテストに数々挑戦しました。2014年から2016年の2年間で準優勝を5つ程と特別賞などいただいておりました。」

「優勝の壁はなかなか超えられない中、2017年twist &shoutフロリダ大会ステージパフォーマンス部門に挑戦しました。この頃になると、コンテストは他人との戦いではなく、自分との戦いになってましたね。」

その執念、かっこいいです!!

「結果は観客票は優勝。審査員票は準優勝。初めての優勝で嬉しい気持ちと、やっぱり準優勝か…また自分に負けてしまった!って気持ちと…。」

ツイスターズ2017

「1年後の2018年twist &shoutラスベガス大会。ギリギリまでエントリーを悩みましたが、やっぱり悔しかったから再チャレンジ!結果、観客票、審査員票共に優勝をいただきました!パフォーマンスコンテストに出続けて4年。やっとスタートラインに立てた気分です。」

ツイスターズ2018

2018年大会は私も現地で拝見いたしました!美しくて大胆なパフォーマンスでした。授賞式で観客表、審査員表どちらも優勝となった瞬間、鳥肌がたったのを覚えています。本当におめでとうございますハート☆のばし棒


作品を作るとき、あるいはパフォーマンスのこだわりはありますか?アイディアはどこから生まれますかプーさん  はてな

「作品を作る時は、『可愛いモノ』にこだわってます。」

「たとえワンバルーンの作品でもバランスの違いで可愛くなったり、そうでなくなくなったり。子供、大人、関係なく誰が見ても『可愛い!欲しい!』って思える作品が私の理想です。」

可愛いバルーンはテンションが高くなります!!

「パフォーマンスでのこだわりは、こだわりと言うか想いですね。ショーでは、観ていただいてるお客様に楽しい『時間』を提供するのが私の仕事です。『風船でこんなスゴイ物が作れます!』とか『自分の好きな物、好きな事だけをする』っていうのはしたくないんですよね。」

「その時間の中で、主役は風船ではなく、私とその場にいる全ての人たち。何か心に残るパフォーマンスをしたいです。って言うか、してます!!この続きはQ10でお伝えします!」

バルーンショー_メイ

「アイディアは、私は天才ではないのでアイディアが溢れ出てきたりしません!なのでコンテストに出す様なバルーンの作品はまずテーマを決めて、そこからそのテーマに関する色んな物を見まくります。そしてイメージを固めて形にしていきます!」

テーマを決めるのはいいですよね!一気にイメージがふくらみそうです!


もっとお話しを聞いていたいですが、前編はここまで。続きは次回8月8日(木)配信予定!こうご期待!にやり

コメント・続きを読む
投稿
2018年6月13日
執筆
saki

ナランハ 突撃インタビュー その25 ~ ひねり屋ジャッキィ ~様 後編

さて、皆様お待ちかね、「ナランハ 突撃インタビュー!」のお時間です。ぱちぱち

今回は前回に続く後編!圧倒的な技術力で数々のコンテストの受賞歴をもつ、バルーン界の超人

ひねり屋ジャッキィさん」ですパチパチ

※写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。

プロフィール画像_ひねり屋ジャッキィ

前編をまだご覧でない方は、5月9日に掲載の「ナランハ 突撃インタビュー その25 ~ ひねり屋ジャッキィ ~様 前編」をご覧ください音符

前編では過去バルーンにはまることになった経緯や、コンテストでの思い出などをお伺いしました!今回はキュッとバルーンのことや皆さまが気になる定番の質問にお答えいただきました!!応援


ジャッキィさんの作品の中で一番好きなものは何ですか?それはなぜです か?

「エイリアンの幼虫ですね。」

「やはりベーシックアニマルをから脱却した初めてのオリジナル作品ですし、あの時は間接にピンチツイストがつきまくって無駄が多かったですが、今の技術で作ると最初のものよりもリアルに作れるようになってます。」

エイリアン幼生

画:エイリアン幼生

エイリアン幼生の逆襲

画:エイリアン幼生の逆襲

ちょ・・・。面白すぎです。

「『今も見てもやっぱりキモい』とコメントいただきました。誰からも需要が無いものを本気で作るところに自分の真骨頂があるのだと思います。」

今後はわかりませんよ!映画関係者からのご連絡お待ちしております!!キモキャラ

「一般的に受けがよかったのはWBCで作った歌舞伎カマクラゴンゴロウです。」

カマクラゴンゴロウ1
カマクラゴンゴロウ2

※ちなみにカマクラゴンゴロウとは平安末期の武士です。

「これはその後の酒祭り鑑評会前夜祭で作ったのものです。」

「試作、本番を経て作るのは3度目になりましたのでだいぶ凛々しくなりました。」

「カマクラゴンゴロウというモチーフとバルーンとの相性が良かったのだと思います。」

これはすごい!ディティールに圧倒されます!しかも3回もつくられたなんて、信じられません。エイリアン幼生には申し訳ありませんが、わたしもゴンゴロウ派です!


キュッとバルーンというツイストバルーン初心者向けのサイトの管理者であるジャッキィさんですが、ツイストバルーン初心者なら一度は目にしたことがあるサイトだと思います!ウサギ

このサイトを運営しようとなったのはなぜですか?

「友達への誕生日プレゼントに作りました。」

「というのは半分冗談で、こんな面白いものを1人で楽しむのはもったいないと思ったからです。」

「もともと友達がやってたバルーンを見たのがきっかけで、楽しさが手伝ってここまで作れるようになりました。ならば今度は自分がそのきっかけになれるよう、誰でも風船を楽しめるサイトを作ろうと思いました。」

「そしてキュッとバルーンを見てバルーンを始めた人たちがまた新しい人たちにバルーンの楽しさを伝えていってもらえればそれは素敵なことだなと思います。楽しさは連鎖するものです。」

実は私もツイストバルーンを始めたときは、よくキュッとバルーンのサイトを見ていました!わかりやすくて、見本の作品が可愛い。私も作りたい!とより意欲が湧いたのをいまでも覚えています。大変だと思いますが、今後も続けていただけると嬉しいです!おじぎ☆パンダ

黒猫の作品_ひねり屋ジャッキィ

さて、こちらは定番の質問です!ジャッキィさんは どのようにして風船を保存されていますか?おすすめの保管方法はありますかはてな

「普通にタンスに保存してます。風船は野菜と同じようなものだと思っておりますので、鮮度の高いものを常に仕入れるようにしていて、古くなったものは練習やボランティア教室で消化していっております。」

「風船の袋をギュウギュウに詰め込んでいると、冬に取り出したらカチカチの一塊になりますが、ドライヤーで温めたり、しばらくこたつに入れていると元通りにほぐれます。」

カチカチのままふくらませると、すぐ割れてしまいますよね!ナランハの倉庫も冬は冷えますので、かちかちのままお送りすることがありますが、温かい室内に保管していただいたりして解凍していただくことをおすすめしております。


好きなバルーンの種類、好きなバルーンメーカーはありますか?

「昔は安さと長さを優先してセンペルテックスを使ってました。」

「しかしコンテストに出ているうちに賞品で得たクオラテックスの風船がどんどん増えていって、二大メーカーの風船が我が家のタンスに収まるわけもなく、思い切ってクオラテックスに切り替えました。」

「センペルテックスは長時間使っていると指の皮が擦り切れてくるので、グリーティングのような長期戦にはクオラテックスを使ってます。」

なるほど!シチュエーションによってメーカーを使い分けるのは、皆さんもあるのではないでしょうか?

「好きなバルーンは今だったらクロームバルーンですね。あの金属感はすごいです。」

「あれでバルーンおやじさんやRioさんのビザンチンチェーンとか作ったらすごい質感でますよね。早く160Qや350Qの太さでいろんな色で出て欲しいです。」

初めてクロームのカラーを見たときは、私も感動しました!あの金属感、バルーンなんて信じられません。これからの展開が楽しみですキモカワ


ジャッキィさんがご活動されている活動内容のうちで、一番好きなもの、力をいれているものは何ですか?それはなぜですかはてな

「路上のベンチに座ってのんびり風船作るのが一番好きです。」

「そもそもこれがはじまりのスタイルですし、お客さんは自分のもらえる風船がどのように作られていくのを間近に見ることができます。僕もお客さんが僕の手元を不思議そうにキラキラした目で見るのを堪能できます。」

商店街にて_ひねり屋ジャッキィ

「僕のところに集まってきた互いの顔も知らぬお客さんが、僕が風船を作り進めていくことで、心がひとつになって、煽りもしないのに自然に拍手をしてもらえるのはとても嬉しいことです。」

「私がバルーンを作っている間にお客さんが電話しているのが聞こえます。『今あのアンデルセンの風船の帽子の人のとこで風船作ってもらってるから来て!』」

「いつの間にか待ち合わせ場所みたいになっているようなのを聞くと、自分が公園の噴水やハチ公像みたいに街の一部として溶け込めているような嬉しさがあります。」

「今アンデルセンは改装工事中でベンチは無くなってますが、自前のベンチを持って行って居座ってます。」

とっても穏やかで優しくて嬉しい時間だろうなとお話をお伺いしていて思いました。とてもうらやましいです顔文字/ハートまた、ベンチがなくなっても自前で用意してくれて、必ずそこにいてくれる安心感。待ち合わせ場所になるのもわかります(笑)


最後に是非伝えたい!!と言うことがありましたら、どうぞ!どうぞなもやりん

これからバルーンを始める人へ。

「風船は、作るの見てても楽しいし、作ったのもらっても楽しいし、自分で作っても楽しいです。」

「だから近くに風船とポンプがあったら、ふくらませて怖がらずにひねってみてください。そりゃときどき割れることだって、バランスが崩れてへんなもんができたりもします。」

「でもそれはそれで誰かの笑い声に繋がっているのです。だから失敗を恐れず勇気を出してひねってください。」

「あなたがひねれば誰かが喜びます。」

もうバルーンを始めている人へ。

「キャンプに行くときには両引きポンプを持って行きましょう。」

「最初の火をおこすときにメチャクチャ使えます。」

もうユーモアのセンスに嫉妬すら覚えます。


この度はお忙しいなかご協力いただきありがとうございました!ジャッキィ様の益々のご活躍を心より祈念いたします。

さて、次回はどなたに突撃となるのか・・・こうご期待!!!きらん

コメント・続きを読む
投稿
2018年5月9日
執筆
saki

ナランハ 突撃インタビュー その25 ~ ひねり屋ジャッキィ ~様 前編

さて、皆様お待ちかね、「ナランハ 突撃インタビュー!」のお時間です。ぱちぱち

縁あってお会いできたツイスターの皆様に、あつかましくもインタビューをお願いし、お答えいただことを記事にしてお届けしております。笑顔*ハート

今回は圧倒的な技術力で数々のコンテストの受賞歴をもつ、バルーン界の超人

ひねり屋ジャッキィさん」ですパチパチ

※写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。

ひねり屋ジャッキィ

ジャッキィさんは、広島で活躍されるバルーンアーティストさんで、ツイストバルーンの技術は世界でもその名を知られるほどの有名人。また、ツイストバルーンのHOW TOサイト、「キュッとバルーン」の運営者でもあります。ハート


では、はじめにジャッキィさんより簡単な自己紹介ですお辞儀

「こんにちは。ひねり屋ジャッキィです。」

「広島を中心にグリーティングやステージ、装飾の仕事をしてます。」

「コンテストと聞いてはエントリーせずにはいられない、コンテスト大好き人間です。」


ジャッキィさんがバルーンを始められたきっかけは何だったんですか?

「学生の頃からイベント会社でキャラクターショーのアルバイトをしていたんです。」

「戦隊ものからウルトラマン、セーラームーンやアンパンマンなどいろんな着ぐるみに入って飛んだり跳ねたりしてました。」

イベント会社時代1
イベント会社時代2

「そのイベント会社にはバルーンピエロも派遣していて、友達がバルーンアートの練習をしていたんです。映画の『マスク』で主人公がバルーンアートで敵を撃退するのを見たことはあったのですが、実際目の前で見るのは初めてで、とにかく不思議でした。こんな細長い割れやすそうなものがいろんな形に変身していくなんて。」

「バルーンピエロの友達も楽しそうに練習してたのをみて自分もやってみようと思いました。目の前で人が美味しそうなものを美味しそうに食べてたら自分も食べたくなっちゃいますよね。そんな感じです。」

「早速東急ハンズに行ってバルーンアートキットを買いました。バルーンおやじさんのVHSが付属していたやつだったと思います。」

バルーンおやじさんのキットがスタートだったんですね!

「もともと子供の頃から、折り紙や工作や編み物が得意だったんです。それでイヌやウサギ、花など基礎の作品を作れるようになって、さっそく作って見たくなったのが『エイリアンの幼虫』でした。」

「なんとか形にしてイベント会社の先輩に見せたら『すごいんだけどキモい、却下』と受け入れられませんでした。」

残念なことですが、先輩の気持ちはよくわかります。(笑)

「ある日、バルーンピエロの人手が足りなくなって一回だけバルーンピエロをやってみたんですが、自分でやったメイクが余りに怖すぎて最初に出会った男の子が泣き出しました。これが私のグリーティングデビューです。」

ピエロ_ジャッキィ

あ・・・うん、写真を見ても、なぜこうなったと思ってしまいました。

「やり過ぎたと落ち込んでいたところ、別の女の子がこっちに近寄ってきて『ピエロさん、風船ください』と言ってくれました。」

「ちょっとフランケンシュタインになった気分でした。」

どうしましょう。悲しい話なのに面白い・・・。


「ひねり屋ジャッキィ」としてプロでご活動されるようになったきっかけを教えてください!星

「その頃僕は父の仕事の手伝いでウェブサイトとかを作るIT関係の仕事をしてたのですが、ある日タイに出張に行くことになりました。」

「内容はタイの北部、チェンライで軍隊に竹の炭の焼き方を教える仕事でした。」

「最初は窯を作ったり仕事が沢山あったのですが、軍隊の人達が竹の炭を作れるようになって、現場監督での仕事もほとんど無くなって暇になってました。」

「チェンライにはナイトバザールという夜市が毎晩あって、ある日そこのビアガーデンで晩ごはんを食べて退屈しのぎに持ってきていた風船をひねってみました。そしたらそれを見ていた隣のテーブルの家族がうちの子にそれを売ってくれと言ってきました。」

「趣味で作ったものだからタダであげるよと言ったら、これでラーメンでも食べてくれとお金をくれました。それを見ていた他の人達もバルーンを作ってくれと注文がどんどん来ました。」

「やることもないので、もうその晩から僕は風船屋になっていました。

タイのナイトバザーにて

もう、話の序盤で色々気になってますが、タイの屋台が風船屋さんデビューになったなんて、ひょんなことが人生の大きなきっかけになるもんですね!わぁーい

「屋台の人達も親切で風船を作るスペースを貸してくれました。当時は作るスピードも遅くて、17時~24時までナイトバザールでひねりづくめでした。作りきれなかった風船は予約注文で翌日に持って行くことにして昼も風船を作っていました。」

「ネットで人の作品を見てバルーンの可能性を認識しながら、従来のテクニックと独自のテクニックを織り交ぜてレパートリーを増やしていきました。材料の風船は近所の駄菓子屋さんで仕入れることが出来ました。」

「この頃mixiで日本のバルーンアートのコミュニティに自分の作品を投稿していました。反響がとても良くて日本のツイスターさんとたくさん知り合いになれました。そして次のツイスターズが広島であることを知りました。」

「父の仕事からも解放され、ついに日本に帰ることになって、ちょうどその頃広島ツイスターズで講師の依頼を受けました。日本に帰ってもすることがなくて、広島本通り商店街にアンデルセンというパン屋があってそこにベンチがあったので、座ってバルーンアートを作ってみました。」

「そしたら、タイの時と同じくそれが欲しいとお客さんが寄ってきました。どこの国に行ってもこれは魅力的なものなのだ、やはりおもしろいものなのだと確信しました。

「それからいろんなコンテストやイベントでお仕事をするようになりましたが、10年経った今でもそのベンチに座ってひねり屋をやってます。」

「ひねり屋ジャッキィと名乗るようにしたのは、当初、コンテストで当時mixiのハンドルネーム『邪悪鬼・鎖(ジャッキー・チェン)』でエントリーしていたのですが、優勝した時に賞状に『邪悪鬼・鎖』、QBACの賞状においては英語で『Jackie Chan』と書かれ、もうこれは人に見せれる賞状ではないと思ったため、改名することにしました。」

「でもすでにその頃バルーンの世界ではみんなからジャッキーさんと呼ばれて認識されていたため、そこは残しておいて、風船をひねる仕事だからひねり屋、バルーンを始めるきっかけになった友達のピエロのベッキィを文字って「ひねり屋ジャッキィ」と名乗るようにしました。」

なるほど、そんな歴史があったんですね!まさかジャッキィさんの名前の由来がジャッキー・チェンだとは(笑)今でもベンチでバルーンをひねっていらっしゃるなら、今後広島に行った際、立ち寄ってみます!!!ラジャー(^∀^)>


思い出に残っている作品、コンテストやイベントはありますか?よろしければその時のエピソードを教えてください♪

「印象深いのは初めてバルーンの大会に参加した2008年のツイスターズですね。」

「それまでネットでしか顔を見たことが無かったバルーン界の著名人を実際お会いして挨拶することができたのは、まるでテレビに出ている芸能人が目の前にいるような非現実感がありました。」

「逆に皆さんの方も、講師紹介欄に『邪悪鬼・鎖』って暴走族みたいな名前で、怖いクラウンのメイクした時の画像を貼っていたので一体どんなやつが来るのだろうとドキドキしてたみたいです。そのとき初めての講座で40人にハムスターを教えるわけですよ。」

ツイスターズ2018講師画像
ハムスター

講師と作品とのギャップが凄いですね。ショック

「それまでバルーンの講座にも行ったことがなくてどうやって教えればいいか悩みました。バブルのサイズ、柔らかさ、質感をどうやって伝えればいいか分からないんです。ものさしだけじゃ不安だったんです。」

「行きついた結論が『全員にサンプル作って目の前に置いてサイズ見てもらえばいいじゃない』『難しくて作りきれなかったらサンプルをお土産に持って帰ってもらえばいいじゃない』でした。」

「2日徹夜してハイフロート入れながらハムスター40匹作って受講者に1人1匹配ってました。狂ってましたね。」

優しすぎますね。こりゃファンになりますね。キティちゃん

「コンテストで言えば第2回QBACのバスカー部門ですね。」

「フィギュア系コンテストでいつもtomoさんとヨッシーさんと三つ巴で競い合ってるんです。毎回3人とも1位2位3位ポジションで収まっていたんですが、この時だけ3人とも落選したんです。」

いつもの結果発表後のお約束の写真

「しかも3人とも結構良い作品でそれぞれに優勝の自信があったんです。結果発表の時、準優勝で瞳さんの名前が呼ばれて3人がざわつき始めました。」

「あれ、これヤバいんじゃない?次で名前呼ばれなかったら何も残らないんじゃない?天国か地獄しかないんじゃない?」

「いよいよ、優勝発表・・・3人とも内心ドキドキしながら、でもまあ自分が優勝するだろう生き残るのは自分だとそれぞれふんぞり返ってたら、全然知らない外国の人が名前呼ばれて3人ともズッコケました。」

「あれが一番面白かったです。」

いつもの結果発表前の3人

聞いてるだけでも情景が浮かんで笑ってしまいます!いい仲間ですね。

「最初コンテストに出ていたのは病気で倒れてた父を喜ばせるためでした。」

「その父が亡くなって、仏壇に優勝トロフィーを10個お供えして、コンテストは引退しようと決心して、その年の全ての大会のコンテストの出れる部門全てに出ました。」

「もうなりふり構わず、今まで出たことのないパフォーマンス部門にまでエントリーしました。結果、その年は計12部門優勝することができました。」

「しかしなんだかんだで、今もなおフィギュア系を中心にtomoさんとヨッシーさんで競い合ってます。一体いつになったら決着が着くのか。」

作品(キツネ)
作品(ひよこ)_ワンバルーン
作品(黒猫)

お父様も自慢の息子さんだったでしょうね。それはそうと、tomoさんとヨッシーさんとの競い合いは、外野からの意見としては辞めないでほしいです。(笑)


圧倒的なクオリティーで、作品を拝見する度次元の違いを感じるジャッキィさんの作品ですが、作品を作るときのこだわりはありますか?アイディアはどこから生まれますか?

「根が面倒くさがりなのでいかに手を抜くか、そんなことばかり考えてます。」

「日常で目に入ってくるいろんなものを、風船で作るとしていかに効率よく作るか、常に頭の中で解析しようとしてます。そして作れそうだと思ったものだけ手を出して作ってます。決められたお題から無理矢理作るのではなく、作れそうなものを作るという感じです。」

作品(イグアナ)

「しかし一旦作れそうだと思ったものは執念で何が何でも形にします。やるならとことんです。結果何日も、何週間もかけて練習して作品を作ることになってかなり面倒くさいことになってます。」

作品(タコ)

アイデアは昔からですが人の作品見て思いつきます。

「いわゆるパクリというやつなんですが、多分キャラクターショーの仕事をしていたときの癖なんでしょうね。本物あってのキャラクターショー、基本ものまねです。」

「そこに自分のやってみたいことをところどころに織り交ぜていきます。アクションするときもウルトラマンだけどジャッキーチェンのやってた技とかとり入れてみるとか、自分の好きなことやってましたね。」

「そんな感じで、バルーンを作る時も人の作品見て、自分ならここはこう使う、ここはこっちの方がいいと、他にもなんか映画とか漫画とかゲームとかで観てカッコいいと思ったものとか、自分でやってみたいこととか、とりあえずごちゃまぜにして作ってみます。」

作品(タツノオトシゴ)
作品(バルタン星人)
作品(鉄巨人)

「結果パクリの総合体になってしまい、作風があるのかないのか、もはや何をパクっているかよく分からない無節操なものが出来上がります。特にアート性は目指していません。」

「基本的に観る人を笑わせようとするスタンスで作品を作ってます。」

マスクコンテスト_ジャッキィさん

「これも多分キャラクターショーの仕事をしていたときの悪い癖なんでしょうね。ドラマよりもコント、名作よりもパロディーであろうという姿勢で挑んでおります。あからさまに笑わせようとして作っている作品もありますし、時にはやたらデカかったり、なんか浮いてたり、悪魔的だったり、天使的だったり、すごいけどお前がそれ作るのは違うだろというギャップでもウケを狙っております。」

作品(信楽焼)
作品(ドレス)

なるほど、なぜこれを作ったのだろうとちょくちょく思うことがありますが(失礼)、それがまた精巧に作られていて、ジワる(ジワジワくる)のは、ジャッキィさんの思惑にまんまとはまっていたのですね!うひひ

「『やり過ぎ』『大人気ない』『技術の無駄使い』というお客さんの声を目指して頑張っております。根底的にあるのは常にユーモアの精神です。」

作品(薔薇の帽子)

素敵です!これからも作品を見るのが楽しみになりました!


さて、今回はここまで!次回後編は6月13日(水)に配信です!お楽しみに♪

コメント・続きを読む
^