投稿
2019年8月8日
執筆
ハヤト

山崎蒸溜所見学

最近のうだるような暑さに

ギブアップ気味の渡邊です。


先日、ずっといつかは行ってみたいと思っていた

シングルモルトウイスキー山崎の

蒸溜所に見学に行ってまいりましたので

レポートいたします。


山崎蒸溜所は大阪府三島郡島本町山崎五丁目にある

サントリーのウイスキー蒸留所です。


この山崎という土地が蒸溜所に選ばれたのは

かつて千利休が茶室を設けたほどの名水の地として知られ、

また、水質の良い宇治川、木津川、桂川という

3つの川が合流する地で、霧が立ち込めており

ウイスキーを熟成される樽に、乾燥による

亀裂が発生しにくく、ウイスキーづくりにとても適した環境のため、

サントリーの前身である寿屋の創業者である

鳥井信治郎氏によって選ばれました。


地名は大阪ですが、新幹線だと

新大阪より京都の方が近いので、

まずは京都に向かいます。

そして京都駅から電車で15分ほどで・・・

山崎駅

山崎駅に到着します。



看板

階段には山崎蒸溜所の看板がありました。



山崎蒸溜所

山崎駅から徒歩10分ほどで

山崎蒸溜所に到着します。

道中はごく普通の住宅地ですが

遠くの赤丸の部分が山崎蒸溜所です。



蒸溜所

そして山崎蒸溜所に到着。

今回はこの中を見学しました。

見学料はテイスティングセミナー込みで1,000円でした。



山崎ウイスキー館

蒸溜所の隣には、無料で入れる

山崎ウイスキー館という建物があります。

見学までまだ時間があったので

まずはこちらに入りました。



エントランス

エントランスは歴史を感じさせる

看板や雰囲気でした。



鳥井信治郎氏

そして創業者である鳥井信治郎氏の

写真が飾られています。

この山崎ウイスキー館では

様々なウイスキーの歴史を学べる

展示物が多数あります。



信治郎氏のサイドボード

写真や動画のみならず、鳥井信治郎氏が

当時使用していたサイドボードや



国産第一号のウイスキー

国産第一号のウイスキー

サントリー ウイスキー 白札などの

様々なボトルも展示されています。



当時の広告

そして当時の広告や



当時の歴史

当時の日本の歴史とともに

これまでのサントリーの歩みが掲示されています。



そして建物の2階に進むと・・・

山崎誕生

いよいよシングルモルトウイスキー 山崎の誕生です。

この時まで知りませんでしたが、

山崎ウイスキーは私と同じ

1984年生まれと知り、より一層想い入れが深まりました。



それぞれの山崎のテイスト

ここでは熟成年数の異なるボトルの

それぞれのテイストであったり



サントリー ウイスキーの歴史

山崎蒸溜所が誕生した1923年から

現代までの流れが、時系列に並べられたボトルで

視覚的にわかりやすく展示されています。



そしていよいよ蒸溜所内の見学。

ウイスキーができるまで

まずはこれから見てまわる蒸溜所内で

どのようにウイスキーが作られているのか

模型を見ながら案内されます。



ウイスキー館から蒸溜所への道中にある中庭では

鳥井信治郎氏と佐治敬三氏の像

鳥井信治郎氏と二代目社長の佐治敬三氏の銅像が

出迎えてくれます。



糖化

まずは糖化の工程。

麦芽と温水を混ぜ合わせてお粥状態にして

甘みのある麦汁を作ります。



発酵

続いて発酵の工程。

発酵中の麦汁に酵母を加えて

麦汁をアルコール分約7%の発酵液にします。



ポットスチル

そしていよいよポットスチルによる蒸溜です。

蒸溜は水は100℃、アルコールは78℃という

沸点の違いを利用して、アルコールを先に気化させて

その蒸気を冷却することによって液体化して

アルコールや香気成分のみを抽出します。


そのため、この部屋の中はサウナのような

熱気と湿度で、独特の香りが立ち込めます。

この日は焼き立てのパンのような、

甘い香りでしたが、蒸溜している発酵液の種類によって

アルコールのツーンとした香りや

漬物などのような酸味を感じさせる香りの日もあるそうです。



合計8台のポットスチル

ここには合計8台のポットスチルが設置され、

形状や材質、熱源などの違いによって

ここで通常2回蒸溜して出来上がる

アルコール分70%以上の「ニューポット」と呼ばれる

液体の味わいに違いが生まれます。



人が中に入るための入り口

そしてこのポットスチル、

なんとメンテナンスや清掃のために

中に人が入ることがあるそうです。

写真はその入り口です。


そしてここで出来上がったニューポットを

続いて樽に詰め、熟成させます。

この熟成させたものを原酒と呼びます。


貯蔵庫

熟成は貯蔵庫にて行われます。

おびただしい数の樽が部屋中に並べられています。


この貯蔵庫は樽の微細な孔や隙間から

ウイスキーの原酒が揮発しているため

ものすごいアルコール臭がします。

また、この部屋に空調などはなく

屋外と変わらない温度や湿度になっています。

これはあえてそのような環境にされており

この山崎という環境が作り出す

日本ならではのウイスキーを作りたいという

鳥井信治郎氏の信念が体現されています。



材質や大きさの異なる樽

樽は木材の違いを含め、大きさや

過去にワインやシェリーなどを熟成させた樽かなど

様々な違いによって、熟成後の仕上がりに変化が起こります。


また、この貯蔵庫のどの位置に保管するかによって

気温や湿度の影響でも熟成後の仕上がりが異なります。


こうしてたくさんの個性ある原酒を作り、

その中から選ばれた原酒たちをブレンドして

「山崎」ウイスキーの味わいになるように

仕上げていきます。



そしてこの山崎がどのような工程で

製造されているかを学んだ後に・・・



テイスティングセミナー

いよいよテイスティングで山崎を学びます。



原酒と山崎

先ほど見てまわった原酒と

完成した山崎のノンエイジをテイスティング。


右端の山崎は好みの飲み方でとのことで

今回はおすすめのハイボールの作り方が紹介され

私もハイボールで美味しくいただきました。


ここで蒸溜所見学は終了ですが、

山崎ウイスキー館のテイスティングカウンターでは

有料の試飲ができるとのことでしたので

行ってみました。



ティスティングカウンター

ティスティングカウンターのある1階は

たくさんのボトルや樽やポットスチルなどで装飾され

眺めているだけでも楽しめます。



そして私は、ここでしか飲むことができないという

ニューポットのテイスティング

アルコール分58%に薄めた

ニューポット(15ml 100円)をいただきました。

高い度数によってアルコールのツーンとする感じはありますが

さきほどの蒸溜部屋で感じた、焼き立てのパンのような

甘みも感じるお酒でした。



念願かなって蒸溜所を見学でき、

山崎というウイスキーに、より一層惹かれた渡邊でした。

コメント・続きを読む
投稿
2019年8月1日
執筆
ヨモダ

コーヒー+レモン=・・・?

バー・ツール ナランハよりヨモダがお届けします赤めがね

梅雨も明け、いよいよ夏本番!という感じですね太陽とやしの木

暑い日は、冷たいビールビールやお酒カクテルを飲みたくなる方も多いと思います。

飲みすぎには、要注意!というのはもちろんのこと、

アルコールを摂取した後は、脱水症状にも気を付けなければいけません。

水分補給もしっかりとしながら、存分にお酒を楽しみましょう!

さて、今回はちょっと変わったグラスをご紹介。

20190801001

デュロボー マザグラン 240ml

マザグランというのは、アルジェリアにある町の名前で

この辺りで飲まれていた水で薄めたコーヒーが

フランスへと伝わり、そこから、いわゆるアイスコーヒーが

「マザグラン」と呼ばれるようになったそうです。

この「マザグラン」ちょっとだけ変わっているのが、

アイスコーヒーに、レモンを加えているということ。

また、レシピによっては、赤ワインやブランデーを加えたり、

アイスコーヒーではなく、ホットで飲む、なんてものもあります。

ホットカクテル用のグラスになっているのも納得です。

というわけで早速作ってみました。

20190801002

今回は、アイスコーヒーにブランデーを加えて、スライスしたレモンを添えています。

気になるお味は・・・

コーヒーにレモンの酸味が加わり、初めて感じる味わいです

正直、コーヒーにレモンは合わないイメージでしたが、

意外とアリでしたカラフルキラキラ

コーヒーは、深煎りのものを使用すると良いそうです。

アルコールが苦手な方は、アイスコーヒーとレモンだけでも

充分お楽しみいただけると思います。

気になる方はぜひお試しくださいね!

コメント・続きを読む
投稿
2019年7月25日
執筆
ハヤト

今流行りの・・・

先日、とあるお店のお酒コーナーを歩いていると

こんな物を見かけました。


タピオカ カフェオレのお酒

「タピオカ カフェオレのお酒」

タピオカは最近とても流行っていますからね~

思わず私も購入してしまいました。

オシャレな飲み物なので

イタレッセ ロックゴブラー 240ml

美味しくいただきたいと思います。



タピオカ

タピオカと言えばミルクティーですが、

こちらはカフェオレのリキュールで

タピオカはモチモチとしたタイプではなく

ゼリーのような食感でした。



他にもタピオカミルクティーのお酒や

タピオカいちごオレのお酒も販売されているようですので

見かけたらまた購入したいと思います。

コメント・続きを読む
投稿
2019年7月18日
執筆
ヨモダ

ネグローニ 生誕100周年キャンペーン好評開催中!

バー・ツール ナランハよりヨモダがお届けします赤めがね

本日は、現在好評開催中の

ネグローニ 生誕100周年キャンペーンをご紹介します。

2019071801

現在も世界的に人気のカクテル「ネグローニ」が生まれたのは

1919年のこと。

イタリアのフィレンツェにある

カフェ・カソーニの常連だった

ネグローニ伯爵は当時、カンパリとベルモット、ソーダが材料の

「アメリカーノ」を愛飲していました。

ある日、いつも飲んでいた「アメリカーノ」に飽きたのか、

ネグローニ伯爵がつい最近旅行してきたロンドンへのオマージュとして

ソーダの代わりにジンを入れてほしいとオーダーしたのが起源と言われています。

その時に生まれたカクテルが、1962年に伯爵の許可をいただいて

「ネグローニ」と名付けられたそうです。

100年前に生まれたカクテルが

今でも世界中で楽しまれているというのは

なんだかとても感慨深いですねカラフルキラキラ

2019071802

ネグローニはご存知の通り、ロックグラスで飲むのが一般的とされています。

今回のキャンペーンでも、ロックグラスを各種取り揃えています。

その他にも、100年の歴史の中で、

ネグローニにも様々なバリエーションが生まれています。

材料の配分や一部の材料を置き換える

といったバリエーションはもちろんのこと、

2019071803

スモーキングガンを使ってみたり、なんていう、

一味違った楽しみ方ができるバリエーションもあります。

皆様も、ぜひ100年の長い歴史に思いを馳せながら

ネグローニを楽しんでみてはいかがでしょうかうっとり

コメント・続きを読む
投稿
2019年7月11日
執筆
ハヤト

ダブルカルチャード

毎日お酒を飲むかわりに

糖質制限で体型維持している渡邊です。


そんな私の本日のお酒は

お取引様よりいただいたビールです。


せっかくいただいたビールなので

今回はちょっとしたアレンジを加えて

より一層美味しくいただきたいと思います。



今回挑戦するのは

「胡椒ビール」と

「ダブルカルチャード」です。


材料

材料はそれぞれ「あらびき黒胡椒」と

「カルピス(原液)」です。



まずは胡椒ビールです。

アルコロック ノニック ハーフパイントグラス 280ml

グラスはアルコロック ノニック ハーフパイントグラス 280ml

使用しました。


作り方はとっても簡単。

ビールを注いで、これでもかというほど

黒胡椒を振りかけます。


胡椒ビール

胡椒ビールの完成です。

お味の方は…

香はとってもスパイシーでしたが

すこしピリッとするおいしいビールになりました。


ビールは胃を冷やしてしまい、

食欲が減退しがちですが、

胡椒は胃を温めてくれるので

それを防いでくれるそうです。



そしてもう一つのダブルカルチャード。

ボヘミアクリスタル ジーナ タンブラー 260ml

グラスはボヘミアクリスタル ジーナ タンブラー 260ml

使用しました。


こちらも作り方はとっても簡単。

カルピスの原液1に対してビールを5の割合で加えるだけです。

ダブルカルチャード

ダブルカルチャードの完成です。

このダブルカルチャードは

カルピスの公式HPでも紹介されており

考案者はカルピス社員の方だそうです。


お味の方は…

さすが公式おすすめの飲み方!

カルピスの甘さとビールの苦み、

そしてわずかな酸味がとてもマッチしています!


どちらもおすすめの飲み方ですので

皆様もぜひお試しください。

コメント・続きを読む
^